近年テレビ離れする若い世代を
追いかけるメディアの狙い方と
テレビに捨てられてゆく年寄り。
すれ違いが生じてしまっている。
年寄りは思っている以上に
置いてけぼりに感じているだろう。
テレビやラジオなど情報も無料。
その感覚で生きてきたから。
まだそばにいて欲しいでしょう。
最近ではとうとうサッカーの
日本代表戦もアウェー戦は
地上波では放送しなくなった。
いろいろと契約とか金銭事情とか
あるんでしょうけどね。
それだけ潤沢ではなくなったのだ。
テレビが娯楽として定着した世代。
メディアもテレビ+ネットサブスク。
先を行く、急いで急いで。
年寄りの気持ちを想像してみる。
これはかなりサミシイでしょうね。
相手にされなくなったみたいな。
デジタルとアナログの中間時代を
生きている中年世代も微妙だ。
若い世代に合わせにいくのを
仕方ないよと嘆くのだが
取り残され感があるにはある。
お年寄り向けの市場もあるのに
次の顧客に目を向けすぎではないの?
どこか年寄り相手のトレンドを
恥ずかしくて捨てるかのやうに。
カッコつけなんですかね?
ムリヤリ若者にシフトするのが
自分も年を取ったからか
目立つように感じますよね。
年寄りのニーズにあえて
フォーカスしていくのも
いまの時代アリでしょう。
テレビが変わらず王様だった時代と
王様でなくなっていくこれからの時代。
追いかけ方は同じでいいはずがない。
見誤っているのではないか?
期待の仕方が
ネット出現以前のテレビと
同じ仕掛け方なのは
私たちも違和感を感じる。
いまの顧客をないがしろにして
新規を囲うのに夢中になるのは
違う気がしますよね。
テレビが新しい世代へ
切り替えたいと目論んでいる
としても、若い世代は
すでに見放しているでしょう。
少なくとも、もうメインでない。
今後も相手にされない可能性が高い。
それでもケナゲに若い世代に
媚びていくのは、これまでのやり方を
信じるしかないからなのかな。
このままではテレビも
生き残りは難しいのではないか。
年寄り、中年などバランスよく
スポンサーも協賛しやすい
アテ方も必要だと思いますけどね。