今年はよく観ましたよ。
動画にしても正味、
ほんの数秒のホームランでも。
いやいや。
それだけじゃないときも。
打って、投げて、走って。
そして笑ってる姿にね。
こっちもニンマリしてしまう。
完全にアメリカに愛されたな。
選手にも愛された男だろう。
そう、我こそは~!!
ボフッ!ボフッ!
いや、これも要らんな(笑)
オーターニサーン!!
アメイジング!!
アメイジング・ショウタ~イム。
遅ればせながらMVPおめでとう。
ゲームチェンジャーどころか
常識を書き換えたんだろうな。
ただ、ものすごい気になるのは
大谷がちょっと猫背なんだが。
逆にこれが効いている可能性も。
技術うんぬんじゃなくてね。
姿勢がよくなると普通の人間は
お世辞抜きに3割増しになる。
ダメだった印象も3割マシになる。
これはどんな人でもそう。
シュっとすると表情も変わり
所作も美しく変わっていくと
心も変わっていく感覚がある。
以前、オードリー春日の姿勢が
最強だ、みたいなネタ書きましたが。
あの姿勢を貫こうとすると
相当、疲れるのがわかる。
春日はホントにスゴイと実感する。
ただ大谷が胸を張って
背すじを伸ばした姿・・・
ああ、違う。ダメだ、怖い(笑)
想像してみると逆に怖くなる。
大谷は、ちょっと猫背でいいのだ。
それでいて愛嬌ある表情やしぐさ。
それこそ、愛される所以で。
実は、凄すぎるけど
好感を持てる。
猫背はその好感の呼び水。
ちょっと違うけど
安田大サーカスのクロちゃん。
あの風貌で高い声、みたいな。
違うか、でもあのギャップ感。
プレー自体の凄さもいいけど
こちらを笑顔にしてくれる
彼のもつ雰囲気が好き。
みんなそうなんじゃないかな。
猫背こそ、人々が彼に
近寄りやすい親近感を
生んでいる要因かもしれない。
背すじを伸ばすともう逆に
怖くなりすぎてしまうかな。
ヤンキースのジャッジみたいな。
極端にいうとあのイメージ。
あのカラダで背すじ伸ばして
胸張ってマウンドから投げて
バッターボックス立ってみ?
それで笑顔でいられても(笑)
逆に笑顔が怖すぎるでしょ?
狂気を帯びた笑顔にすらなると
想像してしまいますよ・・・
威風堂々すぎるサマに
近寄りがたくなってしまう。
だからあの猫背と笑顔のセットで
逆にちょうどいいのかも。
とくにピッチャーだし
姿勢が変わるといろんな
フォームのバランス崩しそうだし。
猫背のおーたに。
だからこそ、逆にいい。
自分のからだの使い方の感覚を
フォーマットみたいな基本型、
今年は見つけたんだろうな
という印象があるから。
無理に変えることは
しないでしょう。
いや、しなくていい。
笑顔の大谷。
もう観てるだけでしあわせ。
そんな人も多いのかもしれない。
やっぱり人間の興味を
ホントの意味で好意的に
引き上げてくれるのは
彼のような笑顔なんだろうな。
そしてどんなにすごくても
近寄りがたい雰囲気よりは
ちょっと猫背なたたずまいが
観る人を惹きつけるんだろう。
国民栄誉賞なんて要らん。
あれは政治家の実績のための道具。
逆に大谷の笑顔が錆びつく。
私たちは光栄だ。
オラ、ワクワクすっぞ(笑)
野茂やイチローにワクワクした
あの感じを覚えている人がいるなら
アレがいっぺんに全部くる感じ。
ほぼ毎日ワクワクなショウタイムだ。
これからいろんな選手が出てきて
どんなにもっと速い球を投げようが
もっと大きなホームランを打とうが
両方をこなしながら楽しくプレーする
大谷のあの笑顔には勝てないだろう。
そしてその笑顔とプレーを
私たちに心地よくフィットさせるのは
実は、あの猫背なのではないか?
我ながら、けっこういいポイント
ついている気がします(笑)