近頃ツイッターなどで
話題になったらしい
手取り13万円問題について。
考えてみようかと。
どう頑張ってもできる人と
できない人がいるという視点。
そこに立って考えないと
物事は進まないんですよね。
頑張った人やできた人がいるから
あなたも頑張ればいいじゃないか。
そういうことじゃなくてね。
高いほうに合わせて頑張れというのも
大事なことなんですけど
そこはもうみんな知ってると。
頑張って到達できる場所に
すべての人が上がれるわけでは
ないでしょ?
社会のしくみと人数の寸法が
合わなくなったのに既存のしくみを
変えなかったから生まれた問題。
それだけのことです。
なんだかんだで人数に限りある。
いまのしくみの上で考えると
人数制限あるけどそこはその人次第で
あとはしょうがないよね、と言う。
そうではなくて、頑張れないような
そういう立場の人の視点に立って
考えられることを実行しようよと。
そういうことなんですよね。
最低賃金1500円だとか
いろいろとわかりやすくするが
出すのは誰で、引くのは誰ですか?
上げれば上げた分で引くのも
変わらないならまだしもね。
どうせ変えて取られる現実が待つだけ。
根本的に解決しないだけになる。
やっぱり根っこはいまの法律で
固めたしくみを変えること。
そこ以外に解決の道はない。
寸法合わないバッグに
なんかの箱を一生懸命
入れようとしてみせた
知事がいましたよね?
ムリヤリ詰め込んできた。
多少崩れても、上は心配ない、
下がちょっとつぶれても入るからと。
それが日本の正体です。
いまの枠を変えずにやろうとして
全部の荷物もって歩こうとしてた。
それで入らなかったとしても
つまずいて転んでしまったとしても
誰も助けない自己責任で逃げられる、
正体はそういう国ですよね。
根本的な解決をしようとしてない。
難しいんですよね、で逃げて半世紀。
上はいまのままでも下に無理させて
詰め込めば痛くもかゆくもない。
だからといって上に下と同じような
気持ちを味わえ!というのでもなくて。
時代と人数に合わせた寸法で
しくみという箱をつくり直せ。
ということなんですよ。
そしてそのしくみは下にいる人たちが
自ら考えて提示しなきゃならない。
上につくってもらうと上が有利になる。
だからこそ下が自分でつくる。
それくらいしないとルールは
変わっていかないでしょ?
双方の主張を考えて決断するのが
政治家たちですから。
これで上に有利になる決断を
するのであれば
全力で選挙で落とせばいい。
どんなに正論を言おうともね(笑)
それが下にいる私たち自身が
できること、やるべきことなんですよ。
やってほしいだけでは通用しない。
当選できないほどの人数に
下が膨れ上がっているから
勝てると思いますよ(笑)
敵は人数だけ多くて戦う、目的も
モチベーションもハッキリしない
統制の取れない昔の幕府軍のようなもの。
そうやって倒していかないと
下は変えられずにまた終わる。
まずは下が自分たちでしくみを
考えて提示しなきゃ始まらない。
勝負はそこから始まる。
必ず協力者は現れる。
誰かに託そうとかではなく
自分たちで動かさないと
真に動いていかない問題ですよね。