キプチョゲ。すごいっすね。

ただ、今日この言葉を聞いたら

反射的にザコシの誇張モノマネ



「ちょんげちょんげ

ちょんげちょんげ~♪」

って言ってしまうのだよ。



わかる人にはわかるだろうけど。

Mrマリックのハンドパワーのあの曲。



つい口ずさんでみたく

なってしまうのだよ~。

まつたかこ。実におもしろ~い。



いろいろあったがオリンピックが

ようやく終わった、という感じ。



閉会式は観ないようにしました。

何故か。それは閉会式自体が

大会期間を名場面やハイライトを

駆使して、美化してしまうから。



総括してフィナーレを演出して

良かったんだと印象操作を

されてしまう可能性が高いから。

偏屈でしょ~?(笑)



おそらく実際、よかったなぁと

思わされている人が多いと思う。



やっぱり国立競技場付近には

意味もなく人が集まっていたらしい。



4000人以上も新規感染者いるのに。

欲が上回るんですよ、やっぱり。



いくら私たちのほとんどが意識して

流されないように注意していても、

一定の人は悪気もなく喜んでいる。

でもそれが当たり前だとも思う。



五輪で、観戦者ゼロにしてまでも

目指したのは感染者ゼロではない。



最初からこうなる予測はついていた。

だからやらないほうがいいという

人が多かったのだろう。



ただし、なんらかの事で私たちも

犠牲をリスクゼロで回避できず

矛盾も肯定せざるを得ないときも

近い将来、また必ずあると思う。



今回も始まってみれば

感動路線をひた走り、ビッタリと

私たちに並走し続けてきた。



私たちは根負けしてしまい

テレビメディアからの情報を

浴び続けてしまっていた。



テレビメディアを中心に

感染力がとても強いこのウイルス。

メディアウイルスのほうDEATH。



音声で、映像で、文字で。

美談を、称賛を、共有感染を。



あらゆる角度から提供され

観戦拡大と称賛の感染拡大を招く。



よく考えるとテレビメディアは

賛否両論さまざまなメッセージを

視聴者サイドから募集していた。



しかし、画面の下に垂れ流し続けた

テレビで紹介される文言は

すべてポジティブなものばかりだ。



彼ら制作サイドがいいことばかりを

意識的に選んでいるだけ。



競技を楽しむ、感動する、頑張った。

ポジティブなものばかりをあえて

ピックアップしているから当然だ。



その状況に異議を唱えるものは

居なかったのではないだろうか。

ネガティブな意見もあえて画面で

見せることこそ、実は大事なことだ。



SNSなどでは賛否の両方が

分け隔てなく見られるはずだが

テレビメディアでは賛否の賛しかない。



ある意味で、これもウソじゃろ?

うそ、大げさ、紛らわしい、ミスリード。

民放も国営放送も全部同じで怖いっす(笑)



これを受け取る人間はいつしか

オリンピックをポジティブに

感動的に、やって良かったと

意識や気持ちを書き換えてしまった。



正直な話、コロナとパラリンピック。

どちらにウエイト置くのが正解か。

私たちは決められない気がします。



これからパラリンピックまで2週間。

私たちは現実に向き合うように

いつもの「生活」に戻っていく。



ゆっくりと、しかし確実に

2週間という期間、お盆休みを挟んで

私たちはオリンピック前の正常に戻る。



いまは、まだ熱は冷めない。

終わったばかりだ。



日付が変わってしばらくは

感動をありがとう的な

テレビ番組をいつものように

垂れ流し始める。



私たちは、その余韻を引きずり

ハイライトシーンに時には涙して

感動をありがとうとクチにしたがる。



メディアは嬉々として垂れ流す。

海外選手たちの日本絶賛や称賛を

これ、好きだろ?と差し入れする。

おみやげまで持たせてくれる。



2週間という冷却期間で

私たちは何を思い、

何を考えるのか。



そしてパラリンピックを

さも感動路線で毎日伝えようと

笑顔で盛り上げようとするのだろう。



パラからコロナ禍のニュースに

切り替わるとき

笑顔から不安げな表情に

露骨に変えるキャスターを

いぶかしげに見つめるだろう。



こいつらの感情どうなってんだ?

また私たちはダマされているようだ。



しょうもないヤリクチで

わからないだろうと思って

ウソをつかれていることに

気づかされてしまうんだろう。



それでもまた私たちはダマされる。

同じパターンで一定の人は必ず

毎回、引っかかってくれるから。



毎年恒例のインフルエンザ。

毎年恒例の新型コロナウイルス。

そして、テレビメディアウイルスに。