街頭インタビューなどでいま
一番、質問されたくないのは
「あなたは、いじめたこと
ありますか?」
たぶん答えに困る人は多い。
ないです、と言ったところで
あったらウソになる。
あります、と言っても
白い目でみられるおそれもある。
いじめに限らずどれだけ
酷いことや過激なことを
できたか自慢も若い頃はある。
いまの子どもは信じられない
でしょうけどね。
いまのあなたの立派な親や
やさしい祖父母も若い頃は
もしかしたら。
そんなヤンチャな人が
結構、多かったんですよ(笑)
言わないこと、言えないこと
たくさんあると思います。
私たち全体に知らされず
過去に恐ろしく酷いことをしてた
有名人、芸能人、スポーツ選手。
たくさんいると思います。
全部、暴きますか?これ。
やれ!やれ!の感じは
いじめに加担した外野と同じ。
あおるやつが面白がって
話を大きくしてしまうのは
いじめた人と同じですよね。
大人になって、冷静になると
いろいろとバカなことをしたと
反省することが多い。
たぶん、生きていれば
皆さんそうじゃないかな。
あおっている、いまの自分をも
反省するときが必ずくる。
どんな場面でも自分のクチからは
もう二度と言わないように
なっていくでしょう。
いじめられた相手が
捨て身になってさらして
アピールしないかぎりは。
死に物狂いで隠すでしょうし
時代がより、疑心暗鬼に
なっていくんでしょうね。
「おやまda的」いじめに
加担していた人はいまもう
戦々恐々でしょう。
差別、いじめなどは
当時の空気や常識を問わず
その人がクローズアップされたら
糾弾される時代になった。
氷山、全部カキカキします?
猛暑で大変ですけど
氷全部削ってしまうと
眠ってたウイルスが・・・
なんてことにもなりかねない。
今回の件は、その行為の
内容と過去を知ってか知らずか
あいまいな対応をしていた
選出した組織への批判が
メインなはずです。
だとしても、世間には
いじめの凄惨さだけが
クローズアップされて伝わり
本人を叩く流れが加速して
見えない報復が連鎖していく。
もともといつの時代にもあり
普遍性の高いものだと思う。
だから悪くないという話でもなく。
問題は、今後私たちが
どうやって向き合うかだ。
過去の行為について
未来で罰を受ける。
この是非で、しばらく続く。
これから成長して
オトナになっていく世代は
クローズアップ=さらされる。
このリスクや可能性があるのだ
という気持ちで自分の行為に
自分の心に、歯止めがきくかどうか。
それまでの人生で築き上げた
すべてが瓦解するおそれがあると
釘をさすことによって
全体の抑止力につなげられるか。
扱いが微妙になるのは
それよりも上の世代でしょうね。
ワタクシは40代ですが
たぶん50代や60代も含めて
あらゆる世代にいじめはあった。
上の世代ほど肉体に直接的な
痛みを伴う場合が多い印象。
現在に近くなればなるほど
陰湿さが増していく感じで
精神的に追い込むようなね。
別にいじめが世間的に
許されていたわけではなく
あれもこれも付き合う余裕が
無かった時代背景もある。
いまだと考えられないことが
まかり通っていた時代。
その背景を考えずにいまの尺度や
いまの常識のフィルター越しでは
アウトなことはたくさんあった。
だが、問題として正式に
おおやけの議題に挙げられて
取り扱うステージにいくまで
みんな本気で考えない。
そんな雰囲気が社会全体に
あったような気がします。
いまはあらゆることが議題に
挙げられて、じゃあこれは今後
直していこうよ、もうやっちゃダメ。
そうやって正式な議題として
テーブルにあげられて
少しずつ少しずつ、変わってきた。
過去には大丈夫だった世代と
最初からダメが常識な世代が
混在している状態のいわば過渡期。
うまくいかないこともたくさんある。
概ね、爆笑問題太田が
言いたかったことだろうと思う。
だから痛みを受け入れながら
前に進み非難の的を最小限に
できる世代がメインになるまで
潰し合いは終わらないんでしょう。
失敗をしない自己責任を求める。
失敗したら一生揚げ足を取られる。
ますます0か100が加速する。
最初から100なんてできない。
失敗してアップデートして良くなる。
でも弱みを見せられないみたいな。
もうなんか、とりあえず
「ますます」なんですよ。
いろんなモノやコトが。
ホメにホメて、ケナしにケナす。
誰も、もうええわ!って言わない
漫才がダラダラ続くのを
みんなオチを言う人を探してる。
でもみんなオチが見つからない。
そんな感じかな。
ニュアンス的なオチですみません(笑)
この逃げ方、ワタクシよくやってる。
よろしくない文章です(笑)