オリンピックむにゃむにゃ。

どうやら、決めたことはやるんだ!

そんな感じらしい。



ただね、にほんという国はね。

ただでさえ盛り上げるのがヘタ。

マジメすぎんすよ。



だいぶ前にも書いたけど

観客が盛り上げるという

欧米で見られるようなシーンが

自然発生的には無理なんで。



誰かが音頭を取り、楽器を鳴らしたり

カタチだけ外国の真似をしたり。

ボルテージの上げ方すら、ぎこちない。



決めてもらわないと

ぎこちないでしょ?

今回のコロナで多くの人が

ようやく認識したはずです。

ほんと、ようやく。



スポーツに成熟していないというか。

「雰囲気の一員」に違和感なく

欧米の観客は、なってみせるんですよ。



まぁスポーツに限らず、コミュニティへの

参加意識のぎこちなさみたいな。

妙な遠慮、けん制、他人事な感性を持つ。



日本人の観客のみの想定で

スポーツをどこまで愛しているのか

わからない人を分け隔てなく

観客として入れようとしている。



それが平等だからみたいに。

じゃねーんです(笑)、じゃねーのよ。



ただでさえコロナ禍での

オリンピックでヒンシュクムード。

感染予防対策などうるさい制限だらけ。

ぎこちない国民は硬直してしまう(笑)



大会を演出する側としては

選手だけでなく観客にも心地よく

盛り上げてもらいたいと思ってる。



でもね、日本人はそのへん無理。

特にカネ持ってるだけの観客では

欧米の観客にもなりきれない、

演じきれない。



そんな人たちを平等に

観客として入れるくらいなら

無観客のほうがまだマシ。

言い訳が効きますからね(笑)



せめてその種目をよく知る人たちが

会場を囲んだほうがまだいい。

こういうとき、平等は逆に要らん。



ホスト国として日本人が

大会の雰囲気を最低限、

つくるうえでは種目経験者や

精通している人を配置するほうが

盛り上げ役に適している。



盛り上げるという側面では

通常通りにいかないし、

これだけ世間の反対が多い状況。



これでやったとしても

すぐには笑顔になれない

そんなもんでしょ?



ケンカしてる相手と

仲直りしたくてもさ

こっちが大丈夫でも

相手は大丈夫じゃない。



こっちがもう怒ってないから

といって

相手も、同じように怒っていない

とは限らないでしょ?



相手に、何いつまで怒ってんの?

ってのも違う話ですからね。



問題点としてあるのは

大会を成功させたいのか

お金かけたぶん回収したいのか。



ちゃんとやろうとしすぎると

思ったような成果は得られない。



正しいからとちゃんとやろうと

してしまうと、残念ながら逆に

失敗につながるんですよ。



まさにいま、私たちは

その失敗の直前にいますよ?(笑)



大会を成功させたいならば

欲張らなければパターンは

いろいろつくれるんだから。



政治家近辺のお偉いさんらは

両方叶えようとしている。



だからどっちも中途半端に終わる。

どっちも素振りだけみせて終わり。

この言い訳の仕方はもう通用しない。



無観客だからいつもの大会のように

盛り上がらなくても仕方ない

という雰囲気を持ってくるほうが

日本としては戦略的に言い訳が効く。



このコロナ禍のオリンピックで

ここまでやれた、がんばれた。

それを世界に発信したいみたいな

功名心だけですからね。



ただ、盛り上げに適さない国民性。

ヘタに観客入れて、黙って観てるだけ。

飛沫させずマスクで真夏の異常な観戦。



感染と観戦で、もう汗腺も

わけわからんでしょ。

うまいなぁ~(笑)

自分で自分を褒めないと。



状態悪いのにカタチだけ整えて

あとはお任せ、がんばって!

みたいな、開催ファースト。



もろもろ考えると無観客のほうが

まだ、言い訳できるじゃないですか。



盛り上げ下手な国民性。

コロナ禍の高温多湿の災害大国。

ワクチン接種も不十分なまま。

決めたことしかできない国、国民。



この状況を冷静に分析してみると

無観客で粛々と感染予防しながら

大会を大好きな「安心安全」でやった。



その堅実なアピールのほうが、

諸外国には有効な戦略だと思う。



下手に観客入れると

盛り上がらない現実を受け手が

コロナ前や他の国と比較しちゃう。



サッカーの欧州選手権もやってる。

大谷に沸くMLBも。観客をフルで入れて

盛り上がるスイッチが入ってしまってる。



そのテンションで見させないためには

最初から違いをつくっておく。



受け手に、無観客大会という

前提を受け入れさせておく。



そのルールを用意をして

悪い言葉で言えば

予防線を張っておくほうがいい。



そのほうが結果的には良い。

コロナ禍で世界をひとつに。

世界最大規模のイベントを

成功させた初めての大会。



日本だからできた、みたいな。

そういうの欲しいんだろ?(笑)

この作戦のほうが確実に

一定の評価は得られるはず。



二兎追うものは一兎をも得ず。

まさにこれでしょ。



これを地でいく政治家どもめ。

悪い結末しか想像できないぞ。

待っているのは「失墜」だけだ。



このコロナ禍でやるなら

確実に一兎を狙って仕留めろ。



それは無観客でムードも制限し

この状態ではこれで精一杯でした。

という言い訳を世界中にアピール。



頭が悪すぎるぞ、

あっちもこっちも

両方欲しいなんてのは。



I CAN DO 一兎!

YOU CAN DO 一兎!

WE CAN DO 一兎!



なんか中国っぽいな、恥ず(笑)

ヘンな意味じゃなくて

そんなつもりでもないんだが。