GWの江の島の映像・・・
ホントに人間って、ずるいねぇ。
いいアイデアはないものか。
ホントに強い本気の言葉は
この状況になってもいまだに
どこからも出てこない。
呼びかけ、お願いベース。
ちゃんと落ち着いて話せば
みんなわかってくれると
どこか甘く考えているのでは?
人間ってそんなに
ものわかりがいいとは
思わないが。
顔を真っ赤にして
怒って訴える。
強い言葉で挑発的でもいい。
キレていい局面ですけどね。
言わないと止まりませんよ。
ホントに感染予防する
意味を理解してるのか。
自分事になりきれない。
ちょっともういいや
みたいな感情。
みんな出てるのに。
自分も出たい。
出ちゃえ、行っちゃうか。
ちょっとだけなら。
自分にご褒美。
それに対して
キレイゴトまがいを並べて
言葉を選んで、お願いベースで
呼びかけする正統派アナウンサー。
立場上とか仕事上の
きちんとしてる演出、スマートさ。
その呼びかけ方を称賛する
ネットの声。
いや、まったく
響いていないでしょ。
内輪ネタの絶賛か?って。
別のやり方として
インパクトがあると思う
方法がある。
たぶん難しいんだろうけど
一番聴いてくれるのは
感染者本人が感染した現実を
自分の声や動画で訴えること。
メッセージとして伝えること。
それしかリアルに感じ取れない。
昨年の感染爆発の最初のころ
外国のどこか、イタリアかな?
苦しい状況をSNSかなんかで
アピールしていたでしょ?
こうならないように気をつけてと
本人の苦しみながらの声で。
あれが一番、自分に響くから。
いま聞こえてくるのは
患者本人ではなくて、
患者を取り巻く人たちが
大変だ、協力してと訴える声。
それをさらに又聞きする感じで
大衆には届いてしまうんです。
代表者や専門家たちの意見って
なんかリアルに感じ取れない。
そういう人が多くなっている。
ややこしい表現ですけどね。
感覚的にはこんな状況かと思う。
メディアも専門家を通して
ちゃんと説明しようと訴えてる。
NEWS SHOWを提供しようと
してしまっているんです。
それをやれば大衆は聴いてくれる
って本気で思っているんですよ。
厳しいことを言えば自己満足。
聴いて相手に理解してほしい
って本来の目的よりも、
仕事をキチンとパフォーマンスする。
そっちに無自覚で重心置いている。
アプローチの仕方が間違ってる。
たぶん、現代人は基本的に
リアルを求めているんですよ。
あまりに世の中がフェイクで
あふれているからこそ、反動で。
SNSでの本人とのダイレクト感
リアルタイム感などの影響も。
だから、一番効果があるのは
患者本人のリアルな声、意見。
感染したいま思うこと
すべきではなかったと思うこと
その本人のリアルな意見。
このリアルな声だけが
心にダイレクトに届くんです。
それ以外は専門家が訴えようが
自分事として心に届かない。
それは「間接的な」意見だから
リアルに響いてこないんでしょう。
たとえば、病気した人。
病気した本人が訴えるリアルな言葉。
病気を治す医者の呼びかけや訴え。
医療現場を取り巻く代表者の訴え。
誰の声が人に一番届くと思います?
わかりますよね。
それを見て、聴いているのは
「患者になるかもしれない自分」
でしょ?
医者や医師会の会長に
私たちがなるわけではないでしょ?
リアルな声は、リアルな状況で
自分がいるかもしれない位置、
つまり患者の位置にいる人の声。
患者になるのは、私たちですから。
やっぱりカギは患者本人の声。
可能な人は訴えるような配信や
発信をしてくれるほうが
大衆には効果があるはずです。
死を覚悟した人のリアルな声。
モザイクもなく、音声も変えず。
プライバシーもかなぐり捨てた
本気の訴えでなければ、もはや
大衆の心には届かないのかなと思う。