よく動物は自分の命が
もう長くないと感じると
その姿を見せなくなるという。
そんな話、聞いたことあるでしょ?
そこから想像してみると
人間が入り込まないでおくべき
ゾーンがあるのだと考えていて。
動物は動物なりに土に還るような
その生命を終える場所に最期は
戻っていくのではないか。
昔から人間と動物が住み分けができて
人間の側は言い伝えなどによって
そのゾーンには立ち入ってはならない
そうすることでお互いに
意図的に生態系を守ってきた。
鬼が出るとか人間を恐怖心であおり
ここから先は開発してはいけない
みたいなシバリを意図的に人間も
つくって住み分けしていたのではないか。
考えてみると人間がその領土を主張して
支配権を広げていくんだけど、
何か新種のウイルスによって
人間の生態系を脅かすみたいな。
そんな感覚、いまの時代だからこそ
当てはまるのではないか。
こっからは入ってくるなよ?
という自然からの警告というか
メッセージがあるのではないか。
そう考えてみると人間が欲の限りを
尽くして争い、壊してきた自然。
ウイルスはそれに対する反撃のような。
世界中を席巻している新型コロナは
その人間の「おこない」をただそうと
警告しているのではないだろうか。
人間だけが住む世界ではないと
昔の人間は疫病や自然災害から
感じ取っていたんでしょうね。
いくら科学で解明されようとも
アンタッチャブルにしておかなきゃ
ならない自然のゾーンがあって。
そこを蹂躙している人間に対する
反撃のような、警鐘のような。
爆発的に増え続ける人口への
調整弁にも感じるけど
違う見方をすれば
人間のおこないに対する
自然や野生動物たちの逆襲。
人間が欲のコントロールを
しない限りは人間のほうは
淘汰されていって、逆に
自然や動物たちは自ら再生に
向かうのではないだろうか。
どこまで行っても所詮、人間は
自然には敵わないのだと。
なんてことを感じる今日この頃です(笑)