正論だったり、カッコツケたり、

 

人生だったり、恋愛だったり。

 

近頃の歌はなんだかマジメすぎる。

 

 

テレビから流れてくる歌は

 

なんでこうもマジメな歌ばっかりに

 

なってしまったんだろう?

 

 

時代の閉塞感を歌で慰めるとか

 

自分の気持ちに寄り添ってくれる歌が

 

受け入れやすいという時代背景か。

 

 

マジメに歌っている映像ばかりを

 

見せられるとちょっとそれはそれで

 

胸やけしてしまうのはオッサンだからか。

 

 

売れるような曲をつくろうとすると

 

そうなってしまうんでしょうね。

 

 

40代のオッサンが好きだった歌は

 

もちろん同じように心を寄せやすい曲も

 

もちろんあった。

 

 

でもね、口直しもしたくて。

 

ちょっとふざけた曲を歌いたくて。

 

 

いまはホントに

 

ふざけた曲がないんだよなぁ。

 

なにそんなカッコツケてんの?

 

って思ったりもするんですよ。

 

 

いいことを言おうとしたり、

 

正しいことをしよう、言おうとしたり。

 

表向き、対外的には優等生を気取る。

 

 

いや、違うのか。

 

気取るだけじゃないのか、もう。

 

ふざけたりしないんだろうか。

 

 

ホントにマジメになってしまったのか。

 

名前も知らないどこの馬の骨かもわからない

 

このオッサンのワタクシは、思うんですよ。

 

若い人はもう少し、ふざけていいと。

 

 

で、若い人を含めてふざけることに

 

私たちも、寛容になっていいはずだと。

 

 

ジーンとくる歌とか、そんなんじゃなくて。

 

もっと楽しく笑って歌える歌が

 

流行してもいいのかなと思う。

 

 

歌は時代を写す鑑だ、みたいなことを

 

聴いたことがあるだろうか。

 

そうだとしたら、あえてこんなご時世に

 

明るくなる歌、笑える歌、

 

楽しくふざけ合える歌って

 

逆に必要な気がするでしょ?

 

 

歌が、現実を癒やすとしても

 

それは不安や孤独、悲しみなどに

 

寄り添うばかりのものが

 

多すぎやしないだろうか。

 

 

明日の糧にしているようで

 

逆に逃げの意識に働きかけ

 

現実から逃避するような作用も

 

あったりするのではないか?

 

 

もっと80年代や90年代のような

 

ちょっとふざけた曲のテイストが

 

合ってもいい気がする。

 

 

とんねるずとか。

 

ダウンタウンもそう。

 

みんなふざけた曲を出して

 

僕らは若い頃、歌って笑っていた。

 

楽しんでいたんですよ。

 

 

笑ってスッキリして。

 

マジメな顔を崩して、

 

顔が痛くなるくらい

 

笑っていた気がする。

 

 

それに比べていまの歌は?

 

刺さる曲?いい歌?いやいや・・・

 

マジメな曲、もうやめません?(笑)

 

 

暗い世の中はコロナばかりが

 

原因ではない気がするんですよ。

 

 

ふざけると叩かれる世の中の雰囲気に

 

みんなが委縮している気がして。

 

明るく照らせず、晴れ間が見えない。

 

 

誰かふざけましょうよ(笑)

 

そして、ふざけるってサイコーだと

 

叫ぶべきです、ホントに。

 

 

たぶん、笑ったら変わること

 

笑えたら変えられることが

 

たくさんあると思うんですよね。

 

 

抽象的ですいません。

 

でもふざけるのを叩いたり、

 

中傷ばっかりしていても

 

なにも良くなっていかないと

 

思ったりしませんか?