全国各地、都道府県単位での
独自の緊急事態宣言の発出の意思が
目立ってきているようですね。
地方自治の目覚め、みたいな
そういう良いイメージでとらえたい。
国の対策を待っているという
受け身ではなくて、各自が
自分たちで判断して
「自主的な一歩、自立的な一歩」
に踏み切れたことが大きい。
最後の決定権者の国の判断を待つ
そういう理不尽さを
もう甘受できない。
やっと自分の判断で行動できる、
子どもが大人になったような瞬間。
国はもう、気づくべきです。
権威をかざす時代じゃなくなった。
そして地方が国に対して、いい意味で
権威を感じる必要もなくなった。
自分たちで考えて、行動して。
それを国が後押しして、
最後は国が責任を持つからと
お父さん、お母さんのような
フトコロの広さで安心して
子どもの行動を尊重する。
おそらくそのほうがうまく回る。
そんな予感はずっとしているから。
もともとの日本の在り方であって、
小さな単位に戻ったほうが
こういう危機的状況下においては
臨機応変に対応しやすい。
俺ら現場が頑張るから
あと室井さんよろしく。
みたいな「踊る大走査線」の
イメージにも近いかな。
ちょっと違うか(笑)
強引に動かさないと
動かない存在。
これまでは国は
地方が自分の手足
みたいな認識がどこかにあって
国の指揮命令系統を経由して当たり前、
みたいな感覚であぐらをかいていた。
お金出してるのは全部、お父さんだぞ?
みたいな感じでね。
それがネックだとしたら?
ということですよ。
コロナという事態で地域の自治体も
各自、意識が変わりつつある。
そしてその意識を住民全体が
高める必要があるとき、いまですね。
国単位よりも都道府県単位のほうがいい。
国民よりも、都道府県民。
私たちはどちらの意識が強い?
都道府県民でしょ?
つまり、一丸となって
全体として協力するために
本気になるスイッチ。
都道府県民意識のほうが素早く入るし、
つながりの強さ=持続性、を発揮する。
恥ずかしがらなくていい。
これも結構、重要なんですよ。
深くは言わないけど(笑)
自分たちで声を掛け合って、
協力を促したほうが
全体の規模においても
参加意識は高まりやすい。
自分たちの言葉で伝える。
感情が一番、動くから。
そして借金が増えようが、
ちゃんと補償する姿勢を国は
みせるべきだと思います。
そして、実際に
現実として、応える。
これはコロナ禍を機に、
一気に進めたほうが得策ですね。
あらゆる意味で鉄は熱いうちに。
全体が各自、意思をもって動ける。
だから臨機応変に対応しやすい。
その意識改革自体が重要。
大規模地震などが
これから発生した場合に
混乱を最小限にするためにも。
都道府県単位での新しい時代へ。
国も金をとるだけで
渋ってばかりいると
寝首をかかれる。
という、昔ばなしのような
ホントの話になるのかもしれません。
ただ、これは前向きにとらえるべき話。
大きなターニングポイントでしょうね。