半沢ですよ、半沢。
なんて書き方をするといかにも
夢中になっているかのようだが(笑)
これが終わると世間はやっぱり
続編を期待するんでしょうね。
個人的には、続編は一回目がピーク。
あとは要求が無意識に高くなり、
思てたんと違~う!って
笑い飯みたいな感じになると思います。
観たい要求と作品の精度、ピークは
別物だと感じるので。
SNSには感情的な発露にあふれてるようで。
スポンサーサイドを中心に
あやかろうと乗っかってきたときは
もういっちょいけるかも?
という欲が見えてバランスを崩す。
結果的に見誤る可能性のほうが高い。
なんていうんでしょうねぇ。
腹八分目の上手いかわし方というか。
欲の旬やピークっていうのも
あると思っていて。
もういっちょいけるかも?
って思っている人に
他人は勝ち馬に乗ろうと殺到しますから。
意外に負担重量が重くなる勝ち馬は
失速したり、落馬しちゃったり。
なんかイヤになって放馬したり。
世間の期待は、期待として受け取って
いい意味で受け流す必要も感じます。
これはすごく怖くて
利益に目がくらむと
引き際があいまいになってくるから。
相手を誰かで選んでも角が立つ。
みんな勝ち馬に乗ることばかりだし。
役者さんサイドとしても別の作品に
自分のブランディングが高まった状態で
次のステージへ向かうのが一番いいのかも。
半沢テイストの色がつく前に
撤退したほうが今後の戦略的にもベター。
視聴者は見たいものを見たいと言うだけ。
その気持ちは嘘でもないし、誇張でもない。
ただ、いちいち付き合うのは違うと思う。
最近は視聴者にサービスしすぎというか、
寄り添いすぎても、応えすぎても
ダメなんじゃないかと感じる。
応えてくれるサービス精神があると
すごく感謝して高い評価を得るんだけど
少しでもボロをみせたり、失敗したりすると
見損なったと手のひら返し。
大衆ってそんなもんなんだろうなと。
押すとき、引くときっていうのは
期待に応えようとしすぎると断れないし
利益がちらつくと判断を見誤る。
そして必ず、あとになってから
失敗に気づくように出来てる。
あのとき、こうしていれば。
こうなる前に、ああしていれば。
事前にどこまで想像できるかどうか。
そのさじ加減もまた面白いところ。
人の価値やセンスを分ける見どころ。
みんなが気づく手前で先に気づくことが
他人との差別化、価値につながり
その結果として勝ちにつながるのかな。