いわゆるヤホーとかのニュースの量、
多すぎると思いませんか？
このあたりの感覚って私たちも
かなりマヒしてしまってますよね。
１００キロのスピードを出し続けてると
１００キロに慣れてしまって、
私たち自身も疑問を感じなくなる。
車運転する人は、なんとなくわかる感覚。
見てる人がいつも新しい情報を
欲しがっているとでも？
質が下がっても記事あげたらOKなのか？
そうじゃないですよね、おそらく。
広告の関係上、ニュースを量産し続ける。
そうしないと採算とれないんでしょうね。
こうやってビジネス上、
止まるに止まれない、止められない。
その積み重ねが諸悪の根源だとしたら。
私たちは止められるだろうか？
おそらく法律で制限でもされない限り、
タレ流し続けるんでしょう。
有れば見る。無きゃ見ない。
有れば、ネット民のエサになる。
SNSでもメディアがいちいち
取り上げなければ、広まらない。
解決方法は意外とシンプル。
でもできない。
そんな事案ばっかり
抱えている気がします。
止めてみることが困難なくらいに
あらゆる業界が数珠つなぎで影響を受ける。
コロナ禍にあっても私たちには、
強力な修正力でコロナ前の日常に
戻すチカラがはたらいてしまう。
常識を変えることって
みんな避けたがりますけど、
コロナ禍を理由に思い切って
仕掛けるチャンスでもある。
この視点もみんな持っているけど、
一人が動いても全体が動くまでは
おそらく数十年かかる。
ただ、仕掛けをしておくのと
しておかないのでは数十年後、
まったく違うと思うんですよね。
仕掛けた足跡を残しておくこと、
失敗含めて次の世代の糧にすること、
いろいろとメリットはあるんです。
どうしても普通の生活をおくる人は
コロナ前の日常を取り戻したがるんです。
至極、当たり前の感情です。
いますぐほしいメリットを重視したがる。
そしてビジネスも普通の日常に沿うように
形づくられてきたんですから、
大衆が欲しがるものを、欲しがる角度で
提供しようとする。
でもそれじゃコロナ前と変わらない。
｢コロナに負けずに頑張ろう」ってのは
たぶん、コロナ前と変わらぬ日常に
戻りたい気持ちに沿うものになりがち。
仕掛け方もなんか工夫が足りない。
想定できる範囲というか、ハネないもの。
｢みんな頑張ってる」をタテにすると
否定するのも悪みたいな雰囲気をつくる。
しかし、長期のスパンで大局的にみて
コロナ前に戻せないのに、結果的に
戻そうとしているとしたら・・・
コロナ前に戻そうとするチカラが
強く、強くはたらいている現実。
大衆はやっぱり｢待ちの姿勢」だし、
その待ちに合わせにいくようでは、
やっぱり打開はできないでしょう。
何か事があるたびに私たちの社会は
直そうとするけど、全部前と同じに
戻すことに終始してしまうんです。
その直す事がうまくいかないと、
トカゲのシッポのように切り離して、
最低限救える人だけ、すくいあげる。
そうしていくうちにどんどん手のひらから
こぼれ落ちていくんですよね、ずっとコレ。
私たち社会全体が救い方を本気で
考えてこなかったからではないか。
常に止まらないスピードのなかでは、
遅い人や、つまずいた人をなんとなく、
イチベツをくれながらも見ないフリ。
たぶんこの精神構造にメスを入れないと
ホントの意味で変わらないのかなと。
じゃあどうしたらいいのか教えてよ！
ってこの姿勢すら正解をすぐに求める
現代人の自分で考えなくなった弊害。
これも現時点での答えはシンプル。
みんなで考える。これをすることでしか
始まらないんですよね。
そして、やいのやいの言わずに
すぐに正解を出さずに前に進めること。
こうすることでしか変わっていかない。
変わるまでは何十年とかかるかもしれない。
でも誰かに任せずに個人が主体的に
考えることでこれまでと違う形で、
私たちの社会は変わっていく気がする。
もうそれしか解決の道はないのかも？