正直言っていいでしょうか・・・

 

距離をとってやるバラエティ番組や

 

リモートを絡めたり、距離をとったり

 

フェイスガードした芝居や舞台など・・・

 

 

ホントにそこまでこだわる必要ある?

 

って心の中で思っております(笑)

 

表立って言えないけど。

 

 

なんだろうな、ちょっと違う。

 

こちらが相手に示すマナーも

 

時と場合によるでしょう?

 

なんか変に履き違えている感じが。

 

 

前にも書きましたけど

 

結局、緊急事態宣言が出る前は

 

普通の変わらぬ距離間と距離感で

 

世間も含め、みんなやっていたんですよ。

 

 

いまと変わらぬ感染リスクはあったんです。

 

リスクの大小の差、重症度の高い低いの

 

問題ではなくてね。感染予防対策という意味で。

 

 

今年の2月や3月。

 

あのころはまだ、あいまいなままだった。

 

 

だからいま現在、演者の人たちも

 

妙な違和感とともに、世間の反応に

 

しばられすぎているのも自覚しながら

 

仕方がないよな、って感情がみえる。

 

 

本人たちは、やるからには

 

感染予防、拡大防止の意識を

 

世間一般よりも徹底しているはず。

 

 

スポーツも芸能もメディアから伝わる人たちは

 

特に自己管理を、周囲が管理するほどに。

 

それでも出ちゃうけども(笑)

 

 

ただ、映像を通して世間に伝わるのは、

 

「そんな密でやって大丈夫なのか?」

 

 

という、視聴者本人によって

 

自分と同じ立場、立ち位置で

 

判断や評価を下してしまう

 

このバイアスの怖さですよ。

 

 

深刻に考えていない人が多いですけど、

 

社会問題に近い課題ですよね。

 

それくらい感覚がマヒさせられてる。

 

 

違うんですよ、そう思って

 

反応してしまうけど

 

そう思っちゃうと

 

進めないことが多々あるでしょ?

 

 

はるか昔の昭和時代でも、

 

テレビの影響はものすごく大きかったが

 

結局、最後に自分の身を守るのは自分。

 

これはみんな世間も当たり前に

 

わかっていたわけですよ。

 

 

「自覚」ですよね。

 

 

だからテレビで何をみせられようが、

 

最後は自分の判断でやる、やらないを

 

決断するわけです。

 

 

自分でわかるようになるために、

 

周囲のオトナも諭すわけですよ。

 

 

そしてテレビはテレビの世界と

 

妙に割り切って、いっしょにしちゃダメと

 

うまく切り離していた人が多かった。

 

もちろん完全にとはいわないが。

 

 

しかし時代は変わって、あまりにも

 

いわゆる「テレビの世界」が

 

自分と変わらぬ近さになってきたために

 

自分と同じであるかのように感じてしまう。

 

 

同じ基準でみて、反応してしまうように

 

なってしまったんですよ。

 

 

テレビはテレビ、ネットはネットと

 

区別しなくなってきた、できなくなってきた。

 

 

テレビとネットの区別でなくてね。

 

テレビやネット⇔視聴者

 

という区分で考えての話。

 

 

だから、テレビの世界はテレビの世界

 

芸能の世界は、芸能の世界と区別できず

 

自分の基準に、彼らの世界を降ろしてきてしまう。

 

 

テレビでふざけてイジメていれば

 

それを自分たちの日常でマネをする。

 

バタフライナイフを扱う俳優を

 

ドラマでみて同じように使って

 

犯罪をおかした・・・など多々ある。

 

 

世間の目が厳しくなったというのは、

 

実は私たちの社会全体、ひとりひとりが

 

「自分と切り離して考える感覚」を

 

見失ってしまった、その結果なんですよ。

 

 

妙に近くなり、親近感を覚えすぎるがゆえに

 

自分のことのように喜怒哀楽の感情移入をする。

 

 

むしろそういう気持ちにさせて、買わせたり

 

お金をつかわせたりするビジネスが横行。

 

 

現に、バーチャルかリアルか

 

わからない空間を

 

行き来している日常も、

 

拍車をかけている。

 

 

完全に、私たち一般社会の人々は

 

転がされ、てのひらの上で、

 

気持ちよく小躍りさせられている。

 

 

むかしは「自覚」できていたことが

 

自分の主体性を欠く環境を

 

世代を超えて重ね続けてきたことで、

 

できなくなった。

 

 

「自欠く」してしまったんですね~。

 

 

最後グチャグチャっとなって

 

オチはダジャレという(笑)

 

ニュアンスが伝わればさいわいです。