レジ袋有料化について。
ポイントはたったひとつ。
「めんどくさいを受け入れる」
この一点にすぎない。
なかなか踏ん切りつかない
しかし大きな一手だと思うが。
コンビニは3円だとか。
3円だと何にも変わらない気が。
ゴミ問題を真剣に考えさせようとは
していない気がする。
仕方ないから従う気持ちが強い。
やらなきゃ巡り巡って自分たちや、
子どもや孫の世代にまで
ブーメランで返ってくるのに。
たぶん誰かが決めたら私たちは
やる、従うという気持ちがあって、
それが出るまでは、フワフワしてる(笑)
ホントに私たちは、わがままになった。
「生活環境をなるべくなら変えたくない」
って思いを優先して、それを
実現できてしまう社会環境。
自ら腰を上げることはない。
そういう「要介護状態」にある。
だから3円くらいなら仕方ないと
支払う人が多くて、ゴミ問題と
自分のテマを天秤にかけて
めんどくさくなることは避ける。
つくづく平和なんだなぁと思う。
しかも自分の快適さを一番に考える、
エコならぬエゴ生活。
平和だとスイッチが入りづらい。
でもだからこそ、あえて私たちは
地震がこなくても避難訓練を毎日するような
いつ報われるかわからない努力を重ねる、
あえての苦しみを、味わう時期にきている。
めんどくさいを受け入れるべき時期。
コロナでなくても毎日手洗い、うがい消毒。
してますよね、同じことです(笑)
ん?なんかヤリクチが詐欺師っぽいな(笑)
恥ずかしい、カッコ悪いを
感じさせないような←結構大事(笑)
アイデアや工夫が必要なわけですよ。
いつもと違う発想でね。
持ち歩きがめんどくさい、かさばる。
すぐ買って、すぐ食べて、すぐ次に。
「すぐすぐすぐ」のリズム。
おのれの欲を1位にするのではなくて、
ゴミ問題を1位にして、そこから逆算する。
おもしろいでしょ?
みんなでアイデア出せばやれる(笑)
ゴミ問題を1位の優先順位で考えると、
モノを食べる、飲む、使う、買うなど
すべての行為にまずゴミ問題の
シバリをかけて考えてみるんです。
すべての行為そのものには、
背景にその後のゴミ問題がある。
それをクリアしないと
食べられない、飲めない、
使えない、買えない
という具合に仕立ててしまう。
それくらいやらないと意味ないまま。
テイクアウトもゴミだらけ。
ムダな包装は異物混入の事件の
意識の流れから定着してしまったが、
そこも変えるにはどんな意識が必要か。
いまの生活や行動、しくみを
変えなきゃいけない、乗り気じゃない。
多方面に迷惑がかかるから。
結局、何も変えられずに終わる。
いつもこうやって、なし崩し的に流れる。
最初からすべてのゴミ問題、環境汚染
すべてを解決しようとしなくてもいい。
あれもこれもとなると、何も前に進まない。
政治と同じですね、決断できない、しない。
だからこそ、厳しめでいいと思う。
いろいろ遠慮がちに低めの負荷で
導入しても慣れてしまって、
気持ちの根本は変えないままだと、
結果的に私たち人間は、
どうやってやり過ごしていくかに
シフトしていってしまうんですよ。
それくらい日常を変えることは
ちょっとキツイくらいの負荷を
あえてかけていかないと、
私たちはすぐラクなほうへラクなほうへ
流れ手際のしまいますから(笑)