最近の傾向なのか、みんなでやろうよと

 

促す雰囲気をつくって、他人の声ありきで

 

ようやく自分も腰をあげたり、理解したりする。

 

自分が一番手で動かない感じ、ないですか?

 

 

手洗い動画を有名人が発信するのは

 

個人的には、なんだか気持ち悪い(笑)

 

みんなが、がんばろうと声を掛け合うのも、

 

みんなで、教え合おうとするのも、

 

実はどこかで気持ち悪さをはらんでいる、と思う。

 

これだけ聞くと、はぁ?って

 

思うかもしれませんが(笑)

 

 

シンプルに、「言われなくてもやる。」ってこと。

 

これを磨いていきたいとは思わないのだろうか。

 

「自主性と自分の考え」の回路が

 

一段階上がるような感じで

 

頭の中と行動が、つながりやすくなると思うのだが。

 

 

究極的に、人は単体であるみたいな感覚を

 

個々人が持っているからこそ、協力時に輝く。

 

より強く化学反応を起こし、複数になれば

 

各自のポテンシャルをフルに発揮し合う。

 

理想ですよね。

 

 

それぞれが、10あれば、10発揮する。

 

ケンカしてでも、感情的にならず、より先を見て

 

より良いものに研磨しあうような感覚で。

 

 

でも、日本人って意外と集団になると

 

集団に依存して、チカラをフルに発揮してるとは

 

言い難い状況になりますよね。

 

10あっても人によっては、遠慮して3くらいとか。

 

引っ張る人の主観が10で先行したりするでしょ?

 

 

そしてなにより、自分がそれに一番先に気づいている。

 

ホントはこういう意見も言いたいとか、

 

こうしてみるほうがいいかもしれないとか、

 

実はいろんな意見が各自の腹の中にはあるんだと思う。

 

 

でも、なんか邪魔しちゃいけないとか、

 

流れを止めちゃいけないとかがあって、

 

言わずじまいな空間が生まれてしまう。

 

結果として、みんなのアイデアがより効果的に

 

活かせる機会が失われている。

 

 

これはつながりすぎた人間の悪い部分が出てる。

 

集団の輪を守るのが、和だと思っていて

 

違う視点の考察があれば、複眼的にもみる機会を得て、

 

より多角的にアイデアが仕上がっていくと思うのだが。

 

 

自分で判断して行動しないクセが

 

常日頃からついてしまっているからだろう。

 

事前に間違っていないか、調べたり聞いたりする。

 

そのクセが日々の生活でついてしまっているなぁと。

 

 

緊急時にもいつもと変わらず、人に聞いてそのとおりやる。

 

有名人が言い出して初めて、「やっぱそうだよね」と思う。

 

 

ココですよ、たぶん。

 

自分の主観や意見に自信が持てない。

 

日本人がどこか自分の意見を主張しない、

 

闘わそうとしない、理由がココにある。

 

顔のみえない空間ではやりたい放題なんだけど(笑)

 

外国人が日本人を評して言うポイントですよね。

 

 

このクセがあるから待つしかない状況が生まれ、

 

いつもと同じように、後手後手の状況を生む。

 

 

専門化が進み、専門家に頼る状況が増えてきた。

 

それはより正しい情報が整理され、解明されてきたから。

 

すると、間違ったことをしちゃいけないと思い、

 

何をするにも間違えたくない感情が上回るんじゃないか。

 

失敗しないために、情報をまず揃える。

 

証明されたことだけをやるために、待ちの姿勢になる。

 

 

そして取り巻く社会もミスを責めて排除しがちになる。

 

私たち全体もそうですが、政治家もそうでしょ?

 

ボロを出したら、寝首を狩られると思うから

 

どんどん決断が遅れ続けていくんだと思うんですよね。

 

 

積極的なミスをスポーツでは推奨しながら、

 

一方で実社会のなかでは、消極的にミスを恐れる。

 

このコントラストが見事に際立っている。

 

 

社会や集団の枠や格にとらわれがちになり、

 

和を優先するけど、凄みのない輪っかであり

 

強固なつながりがないから、すぐバラバラに

 

その手を離してしまうのかもしれない。

 

 

この視点はちょっとおもしろいなぁと、

 

我ながら思っています(笑)

 

誰かに言われて、初めて確認して動き出す

 

助け合う、思い合うということの、

 

ちょっと手前にある感覚。

 

 

キチンとした理論建てた説明はできないですけど、

 

説明できないこの感覚って実は

 

結構、大事だなって思いますね。

 

う~ん、なんかうまいこと伝わらんなっ(笑)