世の中に自分はどう関わっているのか。

 

誰しも考えたことがある問題。

 

大それたことをしない場合がほとんどだ。

 

 

これからも数珠つなぎになって、

 

昭和時代につくられたシステムのなかで

 

縮小しながら耐えて暮らすのみなのだろうか。

 

 

役割をもらえ、そのこなしぶりを長年評価され続け、

 

そして目的の見いだせない長い長い老後へ。

 

コレが勝ち組?未来の世代からバカにされても・・・

 

 

いま世界中で通常どおりいかない世の中が、

 

どんどん負のエネルギーを巻き込んでいって

 

大きくうねりながら、私たちを飲み込もうとしている。

 

 

予定していたものが崩れ去る。

 

そうせざるをえない状況に

 

私たちは日常、滅多に出くわしたりはしない。

 

 

いま、きた。

 

さぁ、どうする?

 

 

これはあらゆる意味でチャンス到来だ。

 

ただ、ここで不安心理を満たすためだけの

 

ビジネス勝負はいただけない。

 

しょうもない人間性が、なんら変わらないからだ。

 

 

誰かが指導してみんなが信じてついていく。

 

こればっかりやってたからみんな弱く、戸惑う。

 

模範がないから先に進めない、わからない。

 

この依存心理にドップリつかって、抜け出せていない。

 

 

さぞかし、いつもどおりは快適だろう。

 

いつもどおりは気分が良い。

 

しかし、いつもどおりじゃない状況が生まれた。

 

 

こういう「じゃない状況」だからこそ、

 

縛られずにあらゆる角度で思考せよ。

 

これがすべての人への応えであると思う。

 

答えなどない、応えなんです。

 

 

ずっと練り上げた計画や予定が崩れた。

 

間違いないと信じ切ってあらゆる命運を

 

たすき掛けして根こそぎ動かそうとしてきた

 

東京2020のプラン。

 

 

いつもと変わらぬ日常をさらに快適にする

 

そういうビジネススタイルでずっとやってきた。

 

 

あえて発想を変えていかないと、私たちは例外なく

 

少ないマスクを取り合うような同じ構図に

 

反省もなく、性懲りもなく、同じ穴に落ちてしまうはずだ。

 

 

時代をさかのぼれば、大きな転換期はいくつもあった。

 

しかし、人口の単位をみれば現代こそが一番、

 

人の右往左往の振れ幅が大きくなってしまうだろう。

 

 

感覚的につかめないかもしれないが、

 

大事なことは、いつもどおりに考えないこと。

 

逆にね、そう。いつも思う逆にヒントはある。

 

変な話、スマホを捨てるくらいでちょうどいい。

 

 

スマホで黙ったぶん、声を出してナマミの人間と話す。

 

スマホで動かなかったぶん、手や足、からだを動かす。

 

スマホで時間とられたぶん、ふだんできなかったことをやる。

 

 

スマホがないから、手書きで紙に鉛筆で

 

自分が考えていることを文章にする。

 

むしろ、鉛筆のほうが具合がイイはず。

 

 

スマホがないから、出来事ひとつひとつを

 

暗記せず染み込ませようと意識して取り組んでみる。

 

 

見たり感じたりを、ちゃんとその場その場で、

 

間違ってもいいから自分の言葉で表明してみる。

 

 

絶対に、違う感覚を味わうことができる。

 

違う感覚から見えてなかった考え方に気づく。

 

 

いつもどおりにできないから、

 

いつもどおりと変わらないように

 

してあげようは、違うと思う。

 

 

それは、ただの補充。

 

上書きしてはくれない。

 

なんも根本的な解決はしない。

 

 

ほとんどいま世間でしてる慰め合いは

 

単なる補充でしかない。

 

 

いつもどおりにするのではなく、

 

いつもしてこなかったことをしてみる。

 

いそがしくて一度もやったことなければ、

 

家族が普段当たり前にやっていることを

 

手伝いたいと言って手伝ってみる。

 

ふだん手伝わないことを手伝う。

 

 

決断は貴重だ。重要だ。

 

やる決断も、やらない決断も

 

自分で決断することは

 

すべてにつながっていく。

 

私たちだけでなく、その子や孫にも。

 

 

決断を待つのではなく、

 

決断を自分でしてみることなんだろう。

 

私たちは用意されすぎてる。

 

なんでもかんでも、至れり尽くせり。

 

 

だからいざとなったときに

 

機能性を失ってしまうんだろう。

 

失って、気づいて、築けばいい。

 

まだまだ、やれることはたくさんある。

 

 

真似したり、教えてもらったりするのではなく

 

少し違うこと、自分で考えてみてほしいなぁと

 

ワタクシは性懲りもなく思っています(笑)