うまい引き出し手がいると全然違うんだなぁ。

 

最近バラエティ番組で活躍するアイドルを

 

みていて思うんですよね。

 

 

人のキャラクターを引き出して活かせるチカラ。

 

私たち一般人にも、一番必要な能力かもしれませんね。

 

 

これってたぶん、学ぶものではあるんだけど

 

誰かに教えてもらってやるものでもないんだと思う。

 

 

論理的に理解してやるというよりは、

 

自分のなかでの化学反応を楽しむような感覚で、

 

頭で理解するのではなく、体で理解するような。

 

 

情報を取りすぎると逆に結果を知って

 

動けなくなったりするでしょ?

 

だから意識的に情報をコントロールして、

 

自分の能力の可動域を狭めないでいるべきかなと。

 

 

現代社会では、アナログ時代に自然とできていたことを

 

ちょっとレベルを下げて取り組む環境をつくるのがカギ。

 

 

なんでもできてしまう環境にいると、できない人にイラつく。

 

できない人は、できない自分を責めることが多くて、

 

次第に孤立し、できない自分がイヤになり、殻に閉じこもる。

 

引きこもりを生む環境を社会がつくっているともいえますね。

 

 

でもね、引っ張れる、引き出し者がいないんだと思います。

 

数字で測れないその魅力を持ってる人って、いるでしょ?

 

 

 

引っ張る人がいないと、自ら引いてしまう人がいる。

 

引っ張り方がわからないのは、引っ張り方を体験していないから。

 

ん?なんだかややこしいぞ(笑)

 

 

送り手と受け手の意識の差もある。

 

カレーパンを食べたいと思って、相手に伝えているのに、

 

パンを食べたいとしか感じ取ってもらえない。

 

 

これも相手がパンを食べたいんだな~と感じ取っていても

 

「じゃあ、何のパンを食べたいんだろうな~?」ってところまで

 

想像してみないから。だから気づかない。

 

一歩、一手が出ない。

 

 

さぁ、頭のオカシイ話が始まりましたよ(笑)

 

 

人が人の心をキュッとつかむためには、

 

このパンからカレーパンにたどり着くやさしい一歩や一手。

 

 

引っ込み思案な人はカレーパンって言えない。

 

そこも汲み取ってカレーパンとかどう?って

 

それとなく、さりげなく言える人。

 

 

こういう人がちまたに、ふつうにいるかどうかでしょうね。

 

ワタクシの感覚では以前はふつうにいたんですよ。

 

 

近年はトラブルを避けるため、おしつけがましくしないために

 

ちょっと言いたいことを遠慮する雰囲気があります、確実に。

 

 

その意識にプラスされるのが、失礼をしちゃいけないとか、

 

失礼をしてその失敗で恥をかきたくないとかの心理でしょう。

 

 

このちょっとした意識の掛け違いによって、

 

誤解が誤解を生み、どうにも解決できないこじれを生む。

 

そんな気がしませんか?

 

 

マナーとか手順とか、いろんな情報を意識するあまり

 

自分で処理しきれない情報の波に飲み込まれている。

 

んで、結局は黙る(笑)、リスク回避ですよね。

 

 

ひと声誰か、リスクをおかす人がいて飛び込んでみると、

 

意外とみんな飛び込みやすくなるんですよ、きっと。

 

頭(情報)を経由せず、体(感覚)で動く必要ってあるかも。

 

 

ムードメーカー的な人がある種、ハブられてしまう今の社会。

 

リスクをおかす行為を否定し、仲間外れにしてしまい、

 

自分を安全地帯において、ミス待ちで他者の揚げ足取りをする。

 

 

七並べのみんなパス状態ですよ。

 

国内でお金が回らない、内需が拡大しないのも

 

みんな出し渋るから。特にお年寄り。

 

 

あそこにホコリかぶった札束があるのに

 

そこをうまく引き出せていないのは

 

やっぱり社会全体に引き出し者が足りないからなんだろうな。

 

 

そこに気づいているのがあの手この手でダマす詐欺グループ、

 

なのかもしれませんね、皮肉ですけど(笑)

 

 

こういう人たちを良しとするのではないが、冗談抜きで

 

彼らが「まっとうに」引き出し手にまわるような社会になれば、

 

もう少し、良い流れになっていくと思いますね。