とある瞬間のはなし。
ザキヤマが、来るぞ来るぞと待っている僕ら。
「ザキヤマ」という名のドラッグに
既にオカされている我ら視聴者であっても
10年かけて熟成され、蓄積してきたのは、
僕らの笑いのスイッチのほう。
もう、パブロフの犬
しゃーないっす
脱力とTHE MANZAI
両方みたけどやっぱり脱力のほうが
待たされた分、笑えたでしょ?
感情抑制の深淵ですよ(笑)
そして、このフレーズといえば
毎年オープニングのナレーション、
「笑ってはいけない」ですね。
この番組もいってみれば
毎年、壮大な長尺のコントであって、
ネタは絶対に洩らしてはいけない。
マスコミもそこ越えちゃいけないってラインを
安易に越えちゃっている。
内容物を検閲してしまうような一手を
放送前にしちゃダメだよね。
某俳優のケガも、お笑いのノリを
結果的に折ってしまったのかも。
某俳優自身は、某構成作家のコメントに対しても、
お笑いの雰囲気や流れを悪くするような
なんか、感じとれない反応や返しをしてしまう。
ノリを汲んで流れを読み取れない
いつの時代も優等生があんなヘタうちます(笑)
正直に、正しい情報を言っちゃうという爆弾ですね・・・
芸人さんは、口が裂けても言わないでしょうけど
「言ってはいけない」んですよ。この意味・・・汲み取ってね
笑う準備は出来ているが、内容含めて、
そんなに知らされたくないんだよ・・・
なんなら、絶対に知らされたくない。
すべて情報封印して当日、楽しみたいのに・・・
いまはネット記事で少し内容を知ってもらって
面白そうと感じさせて、引っ張ってくる作戦が多いが・・・
この件も実は、すべて周到な宣伝なのかもしれないけどね。
でも、大衆が騒ぐから、と火をつける側にも
アンタッチャブルにしとかなきゃならない
自制心のラインはあるはずです。
暗黙感を土足で軽々と踏み込んでくるカンのなさ。
「あ~あ。やりやがったよ、台無し…。」
某俳優の件も本人側か、マスコミ側か
いずれかが「感じとる」べきだったし
出演者の情報漏れも、伝えちゃってはいけない。
「王様の耳」的なことなのかもしれないが、
流れを感じとれずに台無しにしちゃうことは、
僕らもアンタッチャブルにしとかないと。
視聴者もいまは協力していくような時代かもなぁ。
情報管理が難しい時代だから余計にね。
言いたいけど言わないで、黙っておく。
この「言いたいをガマンする」って最近、できない世の中。
「笑ってはいけない」も
一発録りのような感じで、失敗やアクシデントも
あえてそのまま、笑いが生まれるなら
逆にokみたいな
まわし続けていくスタイルでしょう?
やっぱりお笑いに出るなら、「すべて」乗らなきゃ。
そのシチュエーションに乗っかって
どこまで弾けるかで笑いが生まれ、増幅する。
あらら、ミニコント始まってるな・・・っていうような
状況を感じ取る能力や、乗り切って100%出すってのも
けっこう大事なことですよね、私たちにとっても。