近くで老夫婦を見ていると
こっちがしんどくなるときがありますね
歩調を合わせようとしないんですよ
主に男が、昭和の男が(笑)
補聴器つけてるわりにね(またダジャレ)
誰でも年老いていくと
これまでと同じように動けなくなりますよ
そりゃあね
耳も聴こえなくなり
声が大きくなり
ひとつひとつ、うまくいかなくなる
なのになのに
自分のリズムを優先するんです
時間どおりに処理したがるんです
どちらかが倒れたら崩れる関係を
コトが起こるまで可能性ゼロのようにふるまう
まるでイタワレナイ、ネギラエナイ
傍からみてるとひいき目なしに
客観的に見ても、どう見積もっても男性が悪い(笑)
男性のほうは、自分が上だという意識が強く
なにかと上に立とうとする意識が強いあまりに
できなくなってくる女性が許せなくなってくる(当たり散らすに近い)
なんだか無意識にむかついているようで、そのこころの狭さよ・・・
日本全国もしかしたら、こうなのかもと思うと
男性の情けなさ、女性の懐の広さ、全体像がみえてきますね
時間どおりに動きたい、処理したいから
相手にそれを「いつまでも変わらぬまま」要求する
ロボットじゃねんだからさ・・・
(相手が)できなくなるのを受け入れてから変わるんだろうけど
それじゃ遅いとわかってるから、いまのうちからっていうのに
いっつも想像力が足らないんですよね、先の想像力が
普段のリズムで、できるだけやれるところまで引っ張っておいて
相手に酷いことしてたんだって気づくのが介護状態になってから
見たくない、受け止めたくないだけだろう?
見て見ぬふりをしながら、仕事にかまけてた姿勢を崩さない
老いていくごとに人間性や本質が問われてくるのにね
どこまで気づいて、どこまでやれるか、そしてどこまで防げるか
食べるものだけでも自分で工面できるようになってください
それだけで女性は、かなり助かると思いますね
こんな老々な社会でずっといまのままでいれると思うなよ?(笑)
生きれば生きるほど骨身にしみる時代なんだから