コンビニのレジ袋を全部、紙袋に。
しかも昭和の個人商店の、あの茶色いやつ。
森林保全とプラスチックごみ、どっちかでもやんないよりマシ。
あのドラマ「SPEC」で瀬文(加瀬亮)がいつも持ってたヤーツ。
コンビニのレジ袋っていう身近なところ。
いいんじゃないかな?ちょっと不便でも慣れたら問題ない。
結構文句タレていても、ゴミだって分別するようになったし
いまでは当たり前の感覚でいるでしょ?
小さい子供らにしたら、当たり前に最初から分別してる。
ダメなのは古い大人ばかり。タバコのマナーと同じですよ、ホント。
僕らがこれから未来のためにできることは「縮小」だと思うんです。
あらゆる分野の商品を「縮小」した売り場面積で展開したのがコンビニでしょ?
従来のスーパーで買えるものを、量やサイズを縮小してるのもコンビニ。
そう考えれば、縮小することは慣れたら問題ないんですよ、きっと。
縮小することで、負担が減ることもあるだろう。
縮小することで、新たに気づくこともあるだろう。
ムリ、ムダに気づいて、なきゃないなりにできることにも気づくだろう。
ちょっと不自由、くらいな状態でコントロールする大事さに気づくだろう。
やってみなきゃ、わからないんですよ。意外とね。
ほどよく制限かけないと人間は暴走しちゃう地球で最も意志が弱いイキモノ。
ちょっとめんどくさくて、ちょっと抵抗あるけど
食わず嫌いといっしょ。
むかしはうちのじいちゃんが孫にパンやアイスを買ってきてくれてね。
あの茶色い紙袋。独特のニオイと無機質な紙に包まれた孫への愛情。
なんかいいでしょ、あの雑な行き届いていない紙袋がいいんです。
コンビニの袋だとなんだか違うんですよ、愛情が茶色に隠れるくらいでいい。
雨に濡れて破けたってしょうがない、破けるもんですからね。
取っ手が無くて不便とか、手が塞がるとかに、ヘタに応えてきたからダメなんです。
じゃあ濡れないようにしよう、破けるもんなんだ、でいいんですよ。
破けないように進めてきたこれまでと、逆をいかせるように仕向けないと縮小は進まない。
私たちに便利にしてきたように、地球に対して再生に便利にしていく。
地球や自然環境に対して便利にしていく。その一歩は便利さの縮小から。
ちょっとめんどくさいくらいの社会を残しておかないと。
なんだか、戻る場所を失う気がするんですよ、人間が。