単純にアナログとデジタルを考えると

 

←ーー0歳~40歳台ーー→ ←ーー50歳~80歳台ーー→

(     デジタル     )⇔(     アナログ     )

 

 

を目安にして、それぞれ右に、左にと、かぶる世代もいる。

 

いまは新しいものを買わせようとして、デジタル化を進めていく。

 

 

新しいものや新しいシステムをシンプルに好まないアナログ世代に

 

デジタルで釣ろうとしてもほとんど心を動かさないのに売り込む。

 

 

北風と太陽でいえば、意外と北風ばっかりで攻め込もうとしてる。

 

「買って使って」が強すぎて、使ってる人がその後どう変わるかに対しての

 

 

心理的なサポートが薄い。テクニカルなサポートをすれば十分ととらえ、

 

あとはそれぞれの暮らしのなかで便利になるから使ってくださいという。

 

 

お金を持ってるのはアナログ世代であり、

 

年寄りが今後の生活のなかで必要とするものは?

 

 

新しいコトに対しての「わずらわしさ」がない程度の

 

「あまり変わらずに」いられる、「手を伸ばしたくなる」ようなモノであるか、だろう。

 

 

そこですよ、ビジネスの狙いは。社会的なインフラのデジタル化とは別。

 

デジタルの世代と同じものを売り込もうとしかしないでしょ。

 

 

同じものを使いこなす人もいるが、たぶんそこは底を打ってる気がするよ、もう。

 

生活が変わる、普段が変わるということを「もう望んでいない」のに気づいているか。

 

 

何を偉そうに(笑)っていうかもしれないが

 

売る側自身の「半径50センチの視野」の欲しいものを売っても、もう動かない。

 

 

となりに座って、話して同じ時間を、同じ目線で無理なく生活してみて

 

これまでとあまり変化なく、使えてシンプルで、助かるもの。

 

 

ビジネスだけじゃない。社会貢献にしても「気持ちはある」アナログ世代

 

でも動かし方が、たぶん違うんだろう。全然、「乗って」こないから。

 

 

正しいコトやってるね、素晴らしいねっては思うんですよ、たぶん。

 

でも自分が動くまでの感動がないんですよ、きっと。

 

 

そこの細工の施し方は、知識やスキルじゃないんですよ。

 

どこまで視点をずらせるか。ある種の「詐欺的な」極端さ。

 

 

アナログ世代以上は、これまでのビジネスの手法だと

 

若い世代に合わせていきながら、波及的に同じものを提供される。

 

 

むかしは良かったそれで。働く世代や若い世代が消費する回し方。

 

少子高齢化社会はたぶん、同じやり方「だけでは」通用しない。

 

 

新しいアプローチはどの業界でも必要ですよ。

 

馬群を割ってこなければ。あるいは大外をまくってこなければ。

 

 

考えましょう、どんな人でも等しくできるのは

 

考えることと、挑戦することです。

 

 

 

※PCでのデザイン幅で書いてますので、各種のズレはご容赦くださいませ(笑)