家族間や仲間内でも、この人がいるから
話がうまく回り出したり、流れができたり、活気づいたりするってこと、
あると思います。詩吟ではないですけど・・・
このタイプの人ってやっぱりいるといないとじゃ違うんですよね。
場を回そうとする人に対して、違和感を感じてしまうと
周囲もうまく回らなく感じて、ちょっとストレスためてしまうんです。
ちょうどお盆で親戚関係が集まったりしても、その回しがうまくないと
結構、苦痛に感じるんじゃないでしょうか?(笑)
私たちが自然と乗り気になるのは、そのストレスを感じさせない人だと思うんです。
それも気づかないうちに乗せてくれる人ね、自然とそういうことができる人。
ヘタにイジるタイプを置くよりも、イジられキャラの人のほうが回る場合もある。
自分で回しながら自分をイジられ役にも置いてる人もいるしね。
変に遠慮のいらない仲であれば、距離感もわかっていて
どこまでイジるかとか、わかるからうまくいくんですよね。
テレビのバラエティ番組なんかでみる司会者などの回しは、
そもそも周囲のガヤの意図的な協力体制があるからこそ、活きる。
世間一般レベルで同じようにやったところでたいていは失敗しますね(笑)
さらに、あまり知らないふだん交流のない親戚が多いと余計にね、
なんならちょっと見定める感じで、周囲は構えてしまうような気もします。
すんごく上手に話を盛り上げて展開する人もなかにはいます。
その人をみてると、やっぱこういう人が親戚にいないとな!って強く思う。
話かけられてようやく話す人ばかりだと、押し黙ってしまう人も多い。
それを敏感に感じとって話を振ったりするんですが、意外にツレナイ感じ出す人も(笑)
でも笑えたり楽しかったりしたら、また足が向くんです。それだけで。
どちらかというと、一般人レベルでは、それぞれ各自が
自分自身にも「主役感」がないと、盛り上がってこれない。
また伝わりづらいこと書いてます(笑)、主役感?ってなにかね?
話が盛り上がる一言が言えたり、笑いの起こるツッコミができたり。
自分が中心にいなくても、話の流れで自分も貢献してる感じがあるとき。
その状態だと結構楽しい。自分の「たとえ」で笑ってくれたとか。
自分のトークきっかけで話が広がったとかね。いろいろとあるでしょ?
まったく話の一部にも参加できてなくて、貢献できてないと感じると
これがいくら仕事や大事な会合だとか、大切な瞬間だとしても
こころからの乗り気じゃなくなる。プロだからとかそういう次元でなくて。
見方によってはプロフェッショナルに振る舞うのもある意味、ウソ(笑)、装いです。
主役にならなくても、主役のポジションにいなくても
こころから楽しんで参加して、出来事に対して主体的になれている感じ。
これが「主役感」だと思うんですよ。
この主役感っていうのは意外とカギになりますよ。
うまく周囲と連帯感を感じながら、互いを補い合いながら環境をつくる。
決して「あたおか」な発言でもなんでもないですよ、
暑さでヤラれてるとかでもないです(笑)
たぶんこの展開をうまく描けて、伝えられると
またワタクシもワンランク上のおっさんになれます・・・
むかしよくノミさんのモノマネしたなぁ(笑)