ふんぞり返ってる人って各分野で必ずいるでしょう?
「なんだよ、偉そうにしやがって・・・」って見ちゃうでしょ。
たぶんそれは下にいる人間だから思える視点。
これを本人も忘れちゃうんですよね、上にいくと。
自分が動かしてる、決定権がある、いろんなイイ思いもしている。
つけあがる感じでもないんですけど、易きに流れるし、
うまいこと人につこうとする下の者がおだてるから登る、登る(笑)
気持ちよくなって降りてこなくなるんですよね。
別の視点をもつためには、こんなシチュエーションにハマらないよう
自分を俯瞰でみる必要がある。
ただ、俯瞰しても自分で自分をジャッジ、だと甘くなるからなぁ・・・
「上が邪魔」に感じるのはいつの時代も同じ。
下の世代は上が邪魔で、上は上でそれまで我慢した分だけ、
ようやくって解放された気分でしょう。
大皿の料理を上から順番に好きなだけとって、残りカスを食らうシモジモ。
学生時代からの上下関係も、同じように社会のしくみと長らくリンクしてた。
上の詰まりが比較的少なかったいまの団塊世代やその下の60代くらいは
意外とまだいい思いをしてこれたんではないだろうか。トータル的には。
問題はその下の世代のバブル以下でしょう。
バブル世代は少し、その下の団塊ジュニアよりはマシかもしれない。
バブル世代が一番厄介になるのは年金世代になってからでしょ(笑)
いろんなわがままを叶えるために文句タレそうで・・・
団塊ジュニアや、氷河期世代(いまの40代全般)は厳しい。
ただワタクシ自身もそうだがひねくれてたってしかたない(笑)
黙ってずっと待ってて、好転するわけがないもん・・・もうじゅうぶん思い知ったでしょ?
ただ現状を受け止めて、日々を生活するためにこなしていくしかなかった。
そういう人がわんさかいる世代ですね。
この世代はいまの若い20代や30代ほど行動力は高くない。
もうその時期を残念ながらやりすごしてしまったのかもしれない。
あるいは負け犬根性的なメンタルが染みついてしまったのかもしれない。
やり直すには体力がキツくなり、心身ともに衰えと向き合い始めるころ。
思うように動けず、思うようにならず、そのうち何もかもイヤになるのではないか。
つまり下について、ゼロから始めてレベルを高めるという場合には、だいぶキツくなる。
いろんなシワヨセが吹き溜まりのように集められた世代。
上からみても、下からみても不幸な世代で確定している(笑)
でも、発想ひとつで変われるんです。
いろんな世代やいろんな立場を客観的に見てきて、体験してきたはずである。
だからこそ、じゃあこうしたら打開できるかも?というアイデアや視点があるはずで、
この世代にとってはそれが唯一のチャンスになるんじゃないか?と思うのですよ。
この世代には思い切って起業して自分たちで流れをつくることしか、
醍醐味は残されていないのかもなって感じるんです。
一般的なレールに戻るにはもう遅い。戻れたとしてこれからの時代、
そのレールが盤石かどうかもわからないし、上がずっと降りないかもしれないし。
たしかМ-1での名言?「思てたんとちがーう」(笑い飯・西田)・・・状態。
刺さります、笑えないくらい刺さりますよ(笑)、僕ら40代の歯がゆい世代には。
たぶんやり直すには、すり減りすぎてしまったんです・・・。
だからこそ、思い切って腹くくって「人がやらないこと」をやらないといけない。
そこしか願いも思いも乗せられないのかもしれないって思うんです。
この世代に起業するだけの資金とあらゆるサポートをしてもらう。
とにかくこの世代に集めろ~!お金とアイデアと時間を与えてみよう!
年金世代以上の動かぬ資金を我々に投資するよう仕向けよう(笑)
割食った世代に最後、チャンス与えてもいいんじゃないかな。
年寄りも最期、いいことして死んでいくのも悪くないと思いますよ(笑)
かつての「見誤る」→「未・謝る」(まだ謝ってない)、なんですよ。
かつて保身のために、会社のために上の世代がしたことは
「見誤る」だったかもしれない。
でも最後の最期に、謝るチャンスがあるっていいことじゃないですか?
ちっちゃいころ教えられましたよね、悪いことしたらちゃんとあやまるって。