私たちって意外と狭い世界でしか、活動範囲を考えていない。

 

都会、主に東京と地方の県レベルではスケールが違うのもわかるが、

 

何かにつけて、都会の後追いをしがちな地方感まるだし。

 

 

なんとなく考え方や物の見方も二番煎じに感じるし、

 

ちょっとそれ、いまからやるんじゃ遅いでしょ?

 

もうピークすぎて下火だよってことを平気で仕掛けていく。

 

コンビニとか商売モノで釣るのは次の時代じゃない。

 

先読んで、5年後や10年後の視点でみたりしないんですよね。

 

なきゃないでいいものばかりをつくり、淘汰させてしまう。

 

 

田舎の街並みってセンスないでしょ?

 

その地方ならではのここにくるからこその、空気感や街の音、色、景色。

 

東京と同じことなんか求めちゃいないんですよ。

 

住む人たちは逆に欲しいんでしょうけどね・・・それじゃ未来もない。

 

 

住む人のためにと思ってつくるものは実は、なきゃないでいいものばかり。

 

逆なんです。来る人がいいと思うものをつくるんですよ。

 

他の地域や国から訪れて、いいなぁって感じるならではの雰囲気を、

 

その地方を活かしきる戦略に乏しい、センスがない。

 

 

自分たちの地域の範囲内で稼ぎ、消費して、同じ県内のサイクルでしか

 

自分を見出せないように錯覚してしまっているのではないか?

 

地域で財布の回し合いしてるみたいな。

 

私たちはここ(地域のみ)で生きていくんだと、言い聞かせて妙に納得させてる。

 

 

外(他の地域、国)からの財布でお金を入れてこないと

 

貧乏な県は回らなくなりますよ。

 

少ない財布の中身を同県の圏内で回すパターンは

 

昭和、平成でもうやり尽くしきりました。

 

バッラバラのカードばっかりで、ずっとババ抜きしてるようなもんです(笑)

 

ちょっと違うか(笑)、増えはしないが減りはする。

 

これは大きなポテンシャルの喪失なんですよ。活かしきれていない証拠。

 

 

どこかの都会がやることを真似したり、同じパターンで組んでみたり。

 

オリジナル性には程遠い、遠慮がちで自己評価低めな感じがする。

 

好きなようにやっていいよ、って言われると参考書なぞるみたいな(笑)

 

こうやれば安心ってゾーンから出られないんですよ。

 

扉も壁もないんですよ?でも魔法かけられたように動かない。

 

 

いまや、ネットが張り巡らされたグローバルな世界だと認識はしているはず。

 

でもそれは受け手としての姿勢で、仕掛ける側に立つと視野を狭くしてしまう。

 

こと、自分の環境となると自信なさげに周囲に歩調を合わせて、

 

チャレンジすらあきらめがちな雰囲気が漂う。どうせやったって無駄だよ的な。

 


考えよう。恥ずかしがらずにアイデア出そう。お金持ちは寄付してあげよう。

 

よし、やってみよう。失敗しながらやってみよう。行政でなくあなたや私が。

 

実にシンプル。大都市圏を除いた40くらいの県がやれるオリジナルな戦略。

 

 

おもしろいのは、失敗しながらやり続けることです。

 

どこからともなく、この道もあるよ?って声が上がり、ルートが開けてくる。

 

社会全体への浸透度合いってのは、こちらが勝手に期限を決めただけ。無視していい。

 

思いのほかゆっくり。焦れば焦るほどうまくいかないのと同じ。

 

アイデアも熟成すれば、発酵もする。地域全体にじんわり、じんわり浸透する。

 

そうさせるように、仕掛けていくことを考えるんですよ。

 

 

日本全国がやれると感じて、やりたいことをやれば

 

まだ動いてない部分が動き始める。目を向けなかった部分に光が当たる。

 

東京とか都会に人が集中するといっても、質の高い人財ばかりではない。

 

パソコンやスマホがない時代に東京に集まるのは、まぁわかる。

 

いま、2019年。極端な話、どこからでも動き出せるんです。

 

人が2019年に追いついていない。

 

 

「昔から思ってたんだけど、こんなことやってみたらおもしろいんじゃないか?」

 

他人が勝手に決めつけてる以上に、アイデアの欠片や原石たちは存在する。

 

何も若い人や現役世代に限らない。しわくちゃになったジジイババアも(笑)

 

日本全国に、いろんな世界の片隅に散らばっていると思いますよ。

 

ほんとうにおもしろいことはまだ、動いていないんです。