実は、いまこのタイミングでこのご時世だからこそ、闇営業を笑いのネタにして
芸人さんたちは、「最後は笑いに変えること」を恐れないでほしいなと思う。
いまの社会では嫌がられるかな?(笑)
社会全体の真面目さの押し付け、自粛モードは閉塞感しか生まないんです。
悪いコトを認めるのか?という極端に針が振れる社会のセンスにも飽き飽きしてるでしょ。
笑いに変えることの効能を忘れている現代人の悪いクセ。
正論をタテにすればなんでも主張が通る。でもなんでも通すもんでもない。
実は社会のホンネとしては、悪いコトだけどネタにして笑い飛ばしてみたい願望がある。
そう推測しているんですが、いかがでしょう(笑)
実際にいまの時代なら、匿名性の高いネットやSNSなどで吐き出す人が多いでしょう?
たぶん昔なんかも理不尽なことがたくさんあって、悪いコトを責めたり責められたり・・・
そんな状況はたくさんあったと思う。それでもアレ言っちゃいけないとか思いながらも、
なんか言いたい気持ちがあって、ブラックなジョークに乗せて笑い飛ばしてしまう。
そうやって社会全体の心の内圧を下げていたのではないだろうか。
傷ついた人の身になって考えたらそんなことしちゃいけない。
まぁキレッキレの正論ですよ。ごもっともでございますよ。
学級委員が校則をタテにして。そればっかりが人生じゃないでしょ?
ひとつの正義と矛盾するように、高まる閉塞感や緊張感の緩和も必要でしょ?
笑うことって、やっぱりすごく大事なんですよ。
いたたまれないような雰囲気や緊張感が支配する空気を緩和したり、
みえない張り詰めた重い空気から開放して、こころを解放してくれる。
度を超えたオフザケをすることも、そしてそのオフザケをみることでも
私たちは知らず知らずのうちに、ストレスを発散してるんです。
ひとつの正義だけに寄り添うだけでなく、矛盾するようなことに対しても寛容になって、
笑い飛ばす効能を社会全体がもう一度取り戻すべきだなと思いますよ。
不謹慎を笑うんです。あえてね。
笑いが一番世界を救う。愛でもカネでも正義でもない。
がんばれ吉本。守りに入るなよ~(笑)