言いたいことが伝わらないのは誰の責任か?
これを考えるとき、私たちは忙しさにかまけて
シンプルに単純に、わかりやすく、でも丁寧に
を相手に求めすぎている
それに合わせて、自分も応えようとしてしまいがちだ
よく考えると情報がない時代のほうが、私たちの世界は
いろいろと想像しながら、考える時間を持てたということだろう
たとえばこんなふうに
便利になった、楽になった、考えることをさせなくてよくなった
考えるのが嫌になる、考えたくない、答えがすぐ出るスマホ
やっぱ便利だ、ストレスなくできる、でも我慢の免疫力が急降下する
許せないことが多くなる、守れない人が許せない、正論こそ正義
他人に否定されたくない、支配されたくない、でも支配したい自分
思いつくまま、こうやって書きだした
このように短く要点だけ伝えて、あとは受け手本人のレベルによる
極端な例だが、受け手に必要なのは多角的な想像力や視点をどれだけ持てるかだ
このワードをイメージして展開し、関連させながら想像していく
字面や言葉尻を捕らえるように人の揚げ足取りに奔走する社会で
唯一の解決策として大事なのは、時間をあえてかけるということ
自分が思ったことを「すぐに」口にできる、それが拡散される社会の速度
これを考えると、人には考える時間の隙間を与えられていないんだろう
すぐにわかって、すぐに反応してというリズムに毒されてしまう
最初の反応は誰しも事柄をソシャクする前で、十分な理解があるといえない
感情的な反応をしてる可能性が高いし、すぐ反応したその行動のすべてが
自分の本当の姿とは限らないのだと、互いに理解しなければならないのでは?
たしかにリアクションっていうのは大事で、最初の印象においては
どんな反応をするか相手も見ている、お笑いに限らずね
感情が表れやすいからホンネが見えると考えてるんだろう
反射的なリアクションの対応は、最終的な結論の「答え」ではない
ただその事柄に反応した「応え」であるにすぎない
「応え」ってのはまだ理解できてない段階での未熟な姿そのもの
じっくりいったん家に持ち帰って、少し寝かせてから相手に返すくらいで
ちょうどいい具合に言葉と行動が自分の中でなじんでからでいいんですよ
もっとゆっくり、なじむまで
わからなくても、かたわらに置いとく
どこからか2000万必要だと言われて
すぐに感情的に反応するのは浅いでしょう?笑
まだ未来のこと、何一つ、命さえ確実なものではない
報告書を受け取れない政府もホントのこと言われて
怒ってる子供みたいな反応しちゃダメでしょう(笑)