人間は反省する生き物であるが

歳を重ねた人間でも、反省の得意不得意がある

わかるでしょ?と言ってもわからない

わからないの?と言っても不愉快になり怒り出す



両者が結論を急ぎ、互いに主張を立てれば立てるほど

人間の感情は磁石のようにマイナス同士で反発する

10連休も困ったもんだ・・・

普段家にいない人間や家族がずっといると何か日常が不自然になる



キライではない相手でさえ、ちょっとしたことが鼻につく

連休の中盤から終盤によく起こる現象だろう

今年は予想をはるかに超える5月病が襲い掛かるのかもしれない

たぶん普段より長いこの「日常のリズムの崩れ」が大きいから

非日常である10連休の有り様が、日常に変わる人もいるのかもしれない



ナニゴトも決まったとおりにいつも同じパターンで動く人間がいるが

時間どおりに物事を進め、処理して日常のリズムを生み出す

そのリズムのなかの自分が快適であり、心地よく、乱したくない



日本人は特にそのリズムのなかに自分をあずけて、依存させるかたちで

日々の生活リズムを形成している人の割合が高いのではないだろうか

だから他人に意見を言わず自分で考えないで、波風たてないで無難を囲う

令和への改元、10連休と時代の変わり目に立った人が

何に触れ、何を考え、何を思ったんだろうか

ふと思いついたが、これはおもしろいことだなぁと感じた



時代が変わって新しさをアピールする世相的な流れ、痛々しいが(笑)

そこといったん距離を置いて「自分で考える時間」をもった人

その非日常の時間、こころのどこかに何かが目覚めることを期待したい

この非日常が私たちの社会の固定観念を壊してくれる起爆剤になるかも?



何も変わらない日常へと戻っていく、同じ10日あればじゅうぶん戻るだろう

すると少し盛り上がりかけた「自分で考える」という感情が

また、陰を潜めるかもしれないが「確実に」脳には刻まれているはず

忘れかけていた「自分で考える」ことを思い出した時間があったこと

忘れないでいてほしいなと思うんです