働き方改革のコツなんてものは

知識やスキルで教えるようなものではない

これに頼ってるような人の払うカネはムダになるだけ

煽られて書籍とか買っても、買ったことの満足感のみで

結果、やらずにやれずに終わり、やっても変わらない



みんな誰かに頼ろうとするからカネがかかる

与える側は相手によくしようと、最善を全部サービスしてしまいがち

与えられる側み~んなが、よくしてもらうことに慣れすぎた社会だということ



これだと根本的な部分の解決はしない

国が降ろした案を受動的に始めるだけでは何も変わらない

でもそろそろめんどくさいこともやらなきゃいけない

その限界点まで来ているのではないですか?



コンビニやネット、便利ですね~

コンビニでレジで誰も応対してくれないとき

後ろに並んでいるとき5秒、10秒…もうイライラし始める

ネット開いてページ読みこむ、なかなか進まない

遅い、遅いと一秒ごとに頭の中でイライラが大きくなっていく

これに自身のストレスが加わるとより加速度が増すんです

でも自分が少し許せたら済む話がたくさんあると思いませんか?(うふふ~)



社会はガマンしなくていい快適さをビジネスで国民に売りつけた

企業もこぞって快適なものをどんどん提供する、ビジネスだからと

人間自体がどんどんストレスを肥大化させてることに気づけないで

かかる費用もどんどん肥大化させていくんですよね



無きゃ無いでいいものを、欲しがるように仕向けられて

想定通りに欲しがるようになって、買うわけですよ

そしてそれが無きゃ落ち着かない、納得しないようになるんです

バカでしょ、人間ってのは(笑)



コンビニの24時間だってそうですよ、無きゃ無いなりに工夫して

生活するんですよ、昔はなかったから頭を働かせて工夫してできてた

そう、頭を自然と働かせて生活してたんですよ、昔の人間はね

同じ人間にできないことはないでしょう



欲しいものがすぐ手に入る、答えをすぐ欲しくなる、知りたくなる

これをすぐ叶えてあげる環境をつくりすぎると、どうなりますか?

人間は考えなくなるんです、思考停止してしまう

それを促す社会に変化させて、まんまと受け入れてしまった

そしてそんな人間ばかりになった



便利なものを子どもに小さいころから与えて、快適な生活環境与えて

ガマンできる子に育てられたらたいしたもんですよ(長州じゃないよ)

目先でダマされてすぐITやAIだって騒ぐんですけど

飼いならされた受け身体質では上には到底行けない、たどり着けない

これはどの業種でも同じ話でポイントは他にある



飲食業だとしたら、当たり前を壊してみたらどうですか?

既にサービスに対してお金を払うという免疫はあるんですから

ドリンクバーにも慣れているだろうし



私たちは働き方改革の実行のために、業務の効率化やムダの縮小を

目指して取り組んでいます

通常どおりのサービスを求めるのであればチャージ料金を請求させて

いただきます

夜10時以降については一律でチャージ料金に25%、一部の商品にも25%の割増料金

を上乗せさせていただきます

まぁ、たとえばの話



最初は誰しも違和感あるし反発あります

でも人間って慣れてくると大概のことはOKになっちゃうんです

それは理屈じゃなくても正論でもなくてもです



売り手がどんどんやってあげるから、買い手はどんどん甘える

売り手は買ってほしいからサービスする

買い手はサービスしてくれるから気分よく買う

この構図もそろそろ飽和状態で、手詰まりになってますよね

買う方も必要に迫られれば気分よくなくても買うんです



だとすれば、仕事量を減らしサービスも減らします

ただ働くことの意味を見直すことで社会全体の意識が変わるには

買い手みんなが許す判断や選択を受け入れる必要がある



快適なぜいたくを少し縮小してみる、サービスを減らしてみる

過剰すぎたお互いの意識を少し和らげるだけで

互いに働くムダな作業を省くことはできるはずです



それには現代にはびこる許さない雰囲気とまったく逆の選択になる

最初はストレスフルでしょう、例外なく

でも慣れてきたらなんでもないという正解だけは

私たちがもつ共通の理解、認識なんではないかと思うのです



やれないと思う先入観があるから、やれないだけで

やれると思えば、やれることはたくさんある

ただし、やってみなければそれも証明はできないことなんです