「ほんとの直巻きおむすび」は素手に塩だ
これが手荒れだとホント痛い(笑)
ただみんな勘違いしている
「水で清めた素手に塩を取り直(じか)にご飯粒を感じながら握るおにぎり」
これが学術名です(笑)
素手で直に「素直なおにぎり」はどんな電子レンジや
炊飯器よりも、得難い温もりがある
個人的には全然知らない人のものでも
キチンと愛情こめて握ったおにぎりは
必ず感謝の思いを込めてかみしめながら食べますよ
そういうの自分は平気な人です、と死ぬまで自慢したい
相変わらず塩味がまちまちな毎回バラつきあるおにぎりだなぁ~と
若造の頃に感じるだけだった、母親がつくってくれたおにぎり
時を経ていつしか、自分が母親におにぎりを握ってあげることも多くなり
結構うまくにぎってホメられるほどになった自分がいる
でも、握るチカラが年々衰えていく母親のボロボロのおにぎり…
異常にしょっぱいときや、逆に塩忘れてる?ってときもある
その手にご飯粒いっぱいつけて、その手や指を舐めながら握る(笑)
いろいろ文句はあるにはあるけど、あと何回食べられるのかなと思うと
その程度の雑菌で死ぬわけでもないし、大概なんでもない
だから、なんでも受け止めたろうという気持ちになる
別に自分も母も父も、すぐに近いうちに死ぬわけではない(笑)
そうではないけど、ひとつひとつを大事にかみしめることも
そこに気づくことも、重要なことだよと思うのである
この愛情の欠片たちをキチンと私たちは受け継いでいけているだろうか?
コンビニのおにぎりとかラップで握ったのしか無理!!
こんな人間になるとそいつの親が否定されてるようで可哀想になる
「母親の愛情」がつまったおにぎりを食べてみてほしい
「母親への愛情」をそこからかみしめてほしい
ちゃんとありがとうっていえる世の中に
気持ちや人のこころをちゃんと伝えられる時代を
象徴するような新しい元号に決まってほしい
さぁ、新しい時代へ明日から準備運動だ!!