私たち日本人が本来あるべき姿というのは
もしかしたら外国人が一番知っているのかもしれない
かつて30年ほど前でさえ外国人がイメージする
日本人といえば、サムライ、ハラキリ…って
そんな人がまだいるんだとあきれると同時に
なんでだろうと隔世の感に理解不能だった
それだけ情報の伝達速度が遅かった時代だったなと
ネット社会で全世界が覆いつくされた現代
大きな隔たりは確実に戦後の昭和以降になった(笑)
ネット界隈をネガティブにみれば悪いことだらけだが
良い面としては外国人が日本を感じられる距離感が
ネット社会によって確実に縮まってくれたことではないか
日本の文化や生活、人となりに間接的に触れて知ったり
興味を抱いて日本に観光や留学などで来たりと
21世紀に入ってからというもの、確実に日本人像が伝わり出した
そのとき外国人が日本人に感じるやさしさ、気遣い、丁寧さ、勤勉さ…
他の国に類をみない、素晴らしいことなのだと感じてくれているのである
日本人は素晴らしいところがいっぱいある(都合よく、笑)
もっと自信もっていいのではないかと感じる(ポジティブに!)
一般レベルで外国人から漏れ伝わってくる日本人の印象は
かつての昔ながらの日本人の良さの象徴みたいなイメージではないか
外から見た日本と内から見た日本ではこうも違うのかと
この国に住んでみて初めて思う外国人もいるのかもしれないが…
日本人だからこそ、日本人のダークな部分は国内では根が深そう
でもよくよく考えたらどの国にだってダークなネガティブな側面はある
そこをウジウジと気にしたって誰も楽しくないし、好意をもってくれない
クヨクヨしたって、ネチネチしたって誰も楽しくなんかないはずでしょう?
自分が楽しくなきゃ、相手も楽しくならないんですよ
自分たちを知ってるからこそ、悪いところに目が行くのだが
そこを気にしながら生きていても何も、変わりはしない
世の中、将来悪くなっていくなと感じながらも
何も変わりはしないさと決めつけて、やってもムダ感に自分を漂わせる
不遇や不幸さで自分をかこってみせる、悲劇の主人公気どりも
いったんリセットして新しく踏み出そうじゃないか
外国人が感じてる日本人の良さに、変にかしこまったり
子どもみたいに変に恥ずかしがるのも、いかがなものか?
このままウジウジしても何も変わらないなら
思い切って変える作戦もアリっちゃアリ
どんな元号になるのかは知らないが明治、大正、昭和、平成…??
新しい時代で新しいコトをするには思いきりが重要になる
このままウジウジ、チマチマがほぼ確実な破綻の道ならば
ケツまくって変えて進んでいく道も悪くはないだろう
失敗して、恥かいて、悔しくて涙して、おもしろがって…
足掻いてみることが、いま生きている人間に
託された課題ではないか