文章を書くなら客観的に人に伝わるようなものにしたい
そうしなければ相手にも伝わらない可能性もあるからだ
もちろん以前書いたように、受け手も伝える側の意図を
理解しようとする努力をめんどくさがってはならない
文章の作成についてもAIがより関与してくるだろう
ただ、文章を整えていくのはAIの意思だとしても
文章をつくるのは人間の意志でなければならない
文章を人間が自分の発想やアイデアをもとに自由に創出する
それをAIが伝わりやすいような文章につくりなおすというものだろうか
その時点ではまだAIは補助的な役割にとどまる
文章にしようとする内容のアイデアが人間の強みになる
むしろそこでしかいまのところ、違いが生まれないと予測している
ただ、危惧しなければならない大きな問題もある
AIが人類の知能を超えるといわれるシンギュラリティも
2045年ともいわれているが、あと四半世紀ほどである
いつの日か大事に育てた子供達に、「俺を越えてゆけ」というのとは
まったく違う意味で超えられてしまうのかもしれない
競うように新しさや革新を求め続けることを
ビジネスという名のもとに絶え間なく進化し続けることを
便利にしたいを越えて欲が人間を支配し続けることを
わたしたちは「ほぼ100%予測可能」である
このままのみこまれていくのか
惰性に身を委ねて待つばかりか
新しいものは楽しい、ワクワクする
わかるけど欲を越えた人類の歴史が
戦争や核兵器であった構図があるのに
また人類は同じ間違いをするんでしょうね
これがDNAのなせる業なのかな
人類がほぼ100%予測可能な世界と並行して
別のパターンの「便利にしない世界」を
こころの地下室に各自がこしらえなければならない
むかしつくった空き地の秘密基地を思い出した
こんな未来を予測しただろうか?
あの頃は楽しい未来しか描いていなかった気がする
草のにおいと、土のにおいと時代時代のガラクタと・・・
原始的なあの風景で感じた人類の通過点は
最悪のシナリオというゴールへの通過点だったのか?
ああ、なんか「20世紀少年」ぽくなってしまったな(笑)
ただ、誰かが抑制しようとしても
それを出し抜いてやろうとする人間が無数にいる
その限りにおいては止まらないんだろう
それで一定のリセットへ向かう
ああ!!今度は「SPEC」みたくなってしまった(笑)