アタマの中からアウトプットして出せば

清掃された空間のようなスペースが生まれる

不純物を除去して、そこに適度な潤滑油がさせれば

思考するアタマの回転が上がっていくような感覚

実は脳が活性化するような作用が期待できるのでは?



知識というのはすべて他人からのカリパクの行為であり

知識を利用して得たアイデアは、自らがアタマを働かせて

降りてきた斬新なアイデアには到底及ばないのである

そこを目指すのは非常におもしろいと思う

ただ、必要以上の知識を入れないように自分をコントロールする

そんなちょっとしたコツが必要になると思うが

やれないことではない



知識を持たないほうが、自分自身で考え抜くことや新しい着眼点から

発想することでとんでもないヒラメキを生むのではないか

知識で交通渋滞を起こす脳をアウトプットすることによって

スムーズさを取り戻し、本来の人が持っている能力を発揮させる

脳を最適化するような作用がアウトプットにはあるのかもしれない



平均寿命が延びたことによって、人には後ろに「空き時間」が生まれた

その空き時間を人は持て余しかげんであると感じるところがある

ヒトが進歩によっていのちの時間を延ばされたのだとしたら

そのいのちの長さの分の使いみちは何のために与えられたと考えるべきなのか



都合よく解釈すれば進歩によって忘れられ、見落とされがちな知恵や教訓を

残された時間で社会のために伝える使命を与えられたのではないのか?

ひとりひとりの体験から知恵や教訓をすくい上げて

次の世代のための普遍の処世術のようなものを残す役目があるのではないか

年金世代以上の人たちがやるべきことはまだまだあるはずである



実はお年寄りは何かを伝えたい、語りたいとウズウズしてるところがあると思う

それをアウトプットしながら体感できるような企画を進めていきたい

おカネじゃないところ、ビジネスじゃないところの喜びを

いつしかそこからビジネスの流れが生まれることもあるはずと感じているのです