社労士連合会の謳う「人を大切にする」とはなんぞや?ということを
少し違った角度からアプローチしてみる
社労士が働き方改革の専門家だから相談してください、ですか?
そんなことほんとに必要ですかね?
法律が改正されたり、新しく施行したりすると社労士はワチャワチャと
これしてください、これを守ってください、これをしないようにしてください
はぁ、そうなんですね・・・で?なんなんすか?わかりづらすぎるんですけど(笑)
だいたいは得意げに法律用語ならべてご満悦な独りよがりにしか映りません
なぜなら、教えようとしているからです
教えようとしているだけで正直、腹が立つ人だっているんです
伝える側にも重大な欠点があるんだと思います
法律を決めたり、変えたり、実行したりするのは政府や行政ですよね
枠組みと基準を示して、それを最終的な指針として打ち出してきます
こうやって上から降りてくるやり方をそのまま伝える、指導する
社労士の専門家としての相談は、満足した気にさせるだけで結果、なにも変わらない
これでなにが良くなります?やらされて意識が変わるほど単純ではないはずです
社労士も同じように上から降ろしてくるだけでなにが変えられるでしょうか?
ここで大事なポイントは「人を大切にする」というのは
必ずしも外から、他人から学ぶものではないということ
自分の内なる言葉や気持ちと向き合い、その答えを導き出すことも必要なんです
これは法律やルールで教えるようなものではなく、人のこころから生まれる感情
自分のこころで描く思いが、他人と触れ合うときにその相手に伝わること
自分も伝え続けなければならないのはもちろん
相手も感じ取れる、受け止める意識を持てるようでなければなりません
社労士は制度創設50周年だそうです
これからも政府の犬のごとくただ一語一句間違わずに情報を伝えるのが
労務相談の目的なんでしょうか?
この50年の間に社会がどう変わり、働く人の生活や意識はどう変化してきたか
50年前は上から降ろしてくるスタンスを受け入れる土壌は確実にあったでしょう
しかし現在は黙って受け入れるスタンスはほぼ崩壊しているに等しい
では、どのような新しいアプローチが面白いのか
大事なのは正しいか、正しくないかではなくて
こころが動くほど「おもしろい」ことかどうかだと思っています
次回、また続きを書いてみます