政府が取り組む3年間で取り組む成長戦略の基本方針として
社会保障制度改革、AI(人工知能)などの先端技術を生かした「第4次産業革命」
地方対策の強化、この3本柱だそうですが
なんかいつもズレてる気がしてなりません
まぁ、意図的にズラされてるのかもしれませんけど
日本人はどちらかというと自分の信念みたいなものが
明確でないためか、いろいろと流されやすい側面があります
今まではこれをやってましたが、今度はこれもやります、あれもやりますと
・・・ふつうの人間ってそんなキャパも暇も、心の余裕もない
興味すらもてない人が多いんですよ
自分の人生やキャリアを通じてそれぞれの生活や家族や仲間、大切な人たちがいて
やりたいこと、やらなければならないことがたくさん・・・
そのうえであれもこれも必要ですからやりましょうって誘導してるような
次第に定着してきたものが中途半端な状態でも、次々と違うことに
光を当てて注目させようと躍起になって展開させていくんですよね
いままではこうでしたけど、これからはこれも大事ですよ!みんなでやりましょう!
はぁ?ってなりますよ、正直なところ
古くなったり枯渇したものを使い捨てにしながら、こっちだ、今度はこっちだと
なんだか畑を荒らすように、エサがなくなると別のエサを探す動物のように
人々にとっては大切にしてきたものも、見ようとさせなくしてしまう
考えたり見つめたりする時間すら、奪っていくんです
新しいことに目を向けさせることもいいですが
少しは国民のほうを向け、そして速度落とせ
こう言いたくなります
あれもこれもうるさすぎてもう、邪魔すんなよってとこも正直あるでしょう
例によって社労士業界はその方針の手足のごとく動かざるをえないんでしょうが
労働者にしてみたら、結局何したいのかが相変わらずよく見えないまま
とっ散らかすだけとっ散らかして、こうやってくださいって言われてもね(笑)
いつも通りの工夫のなさに、まったくやる気スイッチが入らないんですよ
よーく考えてください、そんなの考えるのもほんとめんどくさいのです
やらせようとする人とやる人の温度差はいつだってほったらかしのまま
政府や国や行政などの英知の結集した優秀な精鋭集団が
ハード面での施策や方針を打ち出していくのはある意味カンタンですよ
頭のいい人らが小難しい言葉ならべて、もっともらしいこと言いながら・・・
大事なのはそのクソわかりづらいことをソフト面でどうやって落とし込むか?で
そのあたりが投げっぱなしジャーマン状態なんです、ずっとずーーーーっと
むしろ自分自身もそこは社労士に期待しても無駄なことだと思うんですけどね
どんどん性能あげて加速させて機械に頼りっきりにさせて
人間があれこれ思いをめぐらす時間と心の余裕を奪い
自分の意思があるのかないのか、あいまいなままの人が増えていきそうな予感
現にそうなってきてるんですよたぶん、気づかないうちに
気づいたときには機械に使われてナンボの社会にはもうウンザリだ、となる
未来がそうならないようにいますべきことは別のところにある
そう思うんですけどね