自分が考えられることは意外と世の中で他の誰かも考えてる

そんな経験を重ねるに連れて、だいたい人間が考えることは

自分でも想定の範囲内であって、レアな発想ではないんだなと

改めて気づかされます、共感ポイントのヒントだなと勘づいた次第です


もう15年以上も前になります、フリーターでなんとかギリギリ生活してたころ

バイト仲間となんか商売するとしたら、どんなことやる?って話になって

自分は「ひとりカラオケボックスみたいなの面白そうじゃないか?」って

いまでもはっきりと覚えています、休憩室でタバコふかしながら・・・

もちろん流行する前の話であり、カラオケ含めてまだ「おひとりさま」ビジネスは

まったく世の中に浸透していなかった時代で、ネットもない環境でした

誰かが同じように思いついて実行して成功したんだなぁと

流行ってるというニュースをみたとき、ゾワゾワっとしました

「自分が考えてたやつだ!」って思いましたが

よく考えると誰でも発想可能なことなんですよね

人の発想を真似したりはしないし、下手に知識入れすぎるのも

発想やアイデアが枯渇してしまう気がして怖いんですね・・・

だから貪欲に全部調べたりしないし、逆に知りたくもない



それと同じように、偶然発見したのですが「70歳死亡法案、可決」のような

小説に遭遇してしまい、またゾワゾワっとしました

どうやら2012年頃に出版されたらしいのですが、それ以前かほぼ同時期自分も

たぶん東日本大震災があっていろいろ思うところができた時期だったと思いますが

「70歳なったらみんな死ぬ法律つくったらいいんだよ」って周りに得意げに

吹聴していたんです、その後も言い続けていましたねオリジナル発想として(笑)

小説が出版してるとも知らずに…恥ずかしいという感情はまったくないですが

同じように考える人もやっぱりいるんだなと確信に変わる瞬間でした

導入部分の法律の趣旨や具体的な「処分方法」も想像してたのとほぼ同じでしたが

文庫本で最近初めて買って読みました、さすがプロの作家さんです

なるほど、展開としてそっち方面にもっていくのねと構成に感心しました(笑)



ブログの再開をした時期とほぼ変わらない時期にこの発想かぶりに遭遇したので

あらためて思うのは、いまこのブログで書いてる自分がやろうとしていることも

日本のどこかで、誰かが考えていても不思議ではないし、いるんだろうなぁと


あぁ、今日は内容が薄いな~