あっ、同じこと考えてた!ってなる瞬間

そういうこと結構日常であると思いますが

この同じことって一番しっくりくる共感ポイントなんだと

最近あらためて思うようになりました


社労士のサービスの一環として労働者が自然と楽しく、一生懸命

働ける職場環境の改革を目指し、生産性向上をはかる労務管理術・・・

こんなのを提供できるならビジネスとしては引く手あまたなんでしょうが

そう簡単にはいかないものです

簡単にできるなら既にベテランの社労士たちが展開して世間でも有名なはずですね


自分としてもそこを目指しいろいろと展開を考えていますが

共感するポイントっていうのは言葉で外的に伝えられるスキル的なものを

イメージしてたんですが、やはりそれでも心は動かない可能性が高いと

最近また思うようになりました


おそらく、共感することでイメージが共有できます

イメージがしっかり共有できるとお互いが何をしそうだということが

予測できたりするようになってきますね

もちろんスポーツなどでペアを組む競技で練習を重ね続けて、というのも

ありますが、そこも極論でいえばその瞬間、瞬間のイメージの共有です


たとえばサッカーでコンビネーションを構築するまではそれなりに時間が

かかりますが、超のつく一流選手になると普段一緒にプレーしていないのに

おそろしいほどの感覚で連携してみせ、意図を感じてお互いを活かすプレー

を連発してみせたりします


おそらくですが、ああいうイメージの引き出しが選手にそれぞれあって

相手が何を求めて、何を感じて何をしようとしているかを感じ取りながら

ああ、これね、了解っていう感じと

おお、こっち?攻めるねぇ、逆の逆とる感じね、って呼応しながら

ワンタッチ、ツータッチで流れるように展開していく

しかも複数のパターンを想定しながら読みが外れたら、じゃあこっちかと



こういう感覚の作業って日本人は得意な分野なはずなんですよ

あうんの呼吸、ツーカーの仲、など今思い出すだけでもいろいろありますが

古くから日本人が身近に感じてた感覚だからこそ言葉として残ってるんです


現代に生きるわたしたちは、さまざまな情報にあふれすぎて

外的な情報の取捨に困ってしまうほど混乱のなかで日々生活しています

想像してみればわかりますが、それほど情報の回らない時代は

普段の生活から予測しながら、やがてそれが知恵となり定着して

次の世代へ大事に大事に伝えられてきた人間の研究や積み重ね、努力の結晶です

機械や利便性も、時間を短縮し手間を省き、正確に仕上げてくれますが

よくしよう、よくしようと開発と努力を重ねてきた結晶でもあります


だとしたら、同じように大事にできるのではないか

アレはアレ、コレはコレと頭の切り替えが必要になりますが

やってできないことはなさそうなものなのです

人と向き合い、人を理解し、人と手を携えることを自力でやること

この時代だからこそ、あらためて考えてみる必要があるのではないでしょうか



あなたにも、わたしにもご先祖様たちの知恵の泉がある

って、ちょっと最後パクリ気味に・・・