労働環境にモノ申す人がこれからより顕在化してくる
消臭、除菌、快適、スムーズ、妬み、嫉み、正義感、歪み
最近のわたしたちの社会はいろいろと複雑だ
良くしていく、向上させていく、差別しないでくれ
何もかも要求を満たしていくと人間はそれが当たり前になる
当たり前になるとそれができていない人間をはじき出したりもする
文明や技術が発達し、より便利に、より快適に、より正しく
プラス、プラス、プラス・・・
そしてプラスの結果、基準となる最低ラインが上がっていく
下回るものはすべてマイナスだと
一方でマイナスを受け止める我慢強さや跳ね返す力、そういう知恵や教訓は
世代を超えて継承することすら難しくなってしまっている
それは我慢や知恵、教訓を体験しながら生きてきた世代さえも
便利で快適な世の中にのみこまれてしまった側面もある
加齢によって「できていたことができなくなる」というつらさ
これは年々、重ねていく年月とともに自分もより実感していくことだろう
だがしかし、だがしかしである
上を求めるだけが、プラスを求めることだけが先をよくすることなのか
次の世代のためにできること、これから先のデジタルなことはかなわない
しかしこれまで経験してきた知恵や教訓を伝えずに社会から退いてはならない
ルンバがしてくれる掃除
自分で掃除機かけるんだよ
ホウキとチリトリで集めるんだよ
かつてないほどの自然災害が社会を壊してしまう可能性すらある
スマホの充電に死に物狂いで群がるのもなにか現代の象徴のよう
否応なしに機械を使わずに自分で動く、汗水流して踏ん張る
ひとつも、ふたつも理想やレベルを下げてもやらなければならない
その時オトナたちは理不尽さを感じながらも大事な人や家族や
地域を守るため、立て直すために腹をくくらなければならない
伝えていこう、知恵や教訓を
我慢することや理不尽さに耐えることを