シゴトと聞いてイメージするものの中にはどんなものがあるか

例えば「これはオトコのシゴトだ」的な役割や役目、やるべきこと

任せられている人の決意のようなもの、そう聞いて再認識する覚悟など

業務とは別の、自分がすべきことと自覚した決意にも似たもの


タマシィとは思いや考え方、情熱、イムズみたいなもの

その発する言葉には経験や知恵、戒め、反省など費やしてきた人たちの

年数からくる重みが感じられるものがある



つまりは単に業務上の仕事に限られない、ヒトとして体得してきた

その人なりの自分を律するための大事なこと、格言のようなイメージ

それが伝えられそうで伝わらない「何か大事なコト忘れてないか?」

という人生における極意のような感じのもの



おそらくほとんどの人はニュアンス的に自覚しているはずであるが

しかし、これが大事と知りながら言葉のチョイスが難しく

なんとも表現しがたいものであるため、モヤモヤした気持ちを残しながら

第一線から退いていくのだと思う

そしてそれは、結局は自分でつかむしか道はない、という扱いになってしまう



では、こういう思いをどうやっていまの現役の人たちに伝えていくのか

そういう思いをいまの人に伝えたいという気持ちを持っている年金世代で

まだ社会に貢献したいと思っている人たちによって

「気持ちの元気玉」をつくることはできないか、オラにパワーを…

それをみんなで言葉に変えて伝えていく工夫をすることができないか

社会の変化のスピードに見落とされがちな大事な思いや考え方

お金に替えられない喜びやそれに向かう苦悩とその先にある光へ



年金世代の人たちが潜在的に伝えたいと思っていることをカタチにしていくこと

事業承継の部分でもよくぶつかりそうな構図でもイメージできる

キチンと話せば伝わる思いもあるのだが、伝えるコトバに変換できていない

頭の中ではイメージがあるのに伝えられないまま、いつしか埋もれていった

先人たちの思いはどれほどあるのだろうか

「年老いてしまう前に、伝えたいコトがある」

シゴトタマシィに集約される気持ちの元気玉は、労働力人口の減少に対して

決してデジタルじゃないアプローチだがITやAIで代替できない、代わりの

きかない大事なコトで、次世代に伝えるべき普遍的なテーマである


こういうスタンスから労使の根っこに潜む問題へアプローチしていこう

社労士50周年の記念事業の一環としていまこそこういう取り組みを

してみるのも悪くはないと思う

そういうところから潜在的な顧客のニーズを探り、自分の存在を知ってもらう

きっかけにして振り向いてもらうほうが効果的ではないか

誰かわからないような人にいきなり営業かけられるよりよっぽど顔を見てもらえる

機会になるし、話も聞いてくれるかもしれない

違うアプローチをして興味をもった方からきっかけをいただくというのは

単なる営業と異なり大きなアドバンテージになりえるはずである