さて、
重ね衿の合わせ方 お二人目は、
結婚式にご出席のmさま。
昨年からお着物を着る機会が多く、
毎回(^^)お着付け依頼を頂いてます。
♡アリガトウゴザイマス♡
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繻子織で光沢ある着物地に、
華やかにあしらわれた花々。
上前をよく見ると、
所々、金のフチがほどこされていています。
帯揚げと帯締めは、
寒色系の水色と緑です。
この色は、
着物と帯の中にある
"灰色"や"くすんだ水色"とつながりを持ち、
かつ、
春に着るポイントカラーとしての役割を
果たしてくれています。
さて、「重ね衿」の話ですね。
ご覧の通り、
お着物より濃いですが同系色の辛子です。
目に入りやすいポイントの役割は
帯揚げと帯締めに任せて、
"出しゃばらないギリギリの立ち位置"で
Vラインが入っています。
全体を見ると、
差し色の帯揚げから下は
裾柄も華やかで目立ちます。
対照的に、
無地面積が広い胸元が寂しくなりやすい。
で、
この重ね衿が違和感なくバランスをとり
まとめてくれていると思います。
実は、こちら、
なかなか着こなしが難しい着物コーデなんですが…
ご本人さまは、
おおらかに明るく笑いながら、
ショートカットでサラリと着こなしてらして。
はい!
(^^)すごく似合ってます!
〈ぶんぶくKIMONO/cafeおぶう〉
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