わかってはいることかと思いますが、現在日本語で言う『国際連合』とは、正式には『United Nations(ユナイテッド・ネイションズ)』であり、1945年に終結した第二次世界大戦時の『連合国(United Nations(ユナイテッド・ネイションズ))』と同義です。
要は、第二次世界大戦後の世界的秩序を守るために設立されたわけで、その「世界的秩序」は『恒久的かつ公正な世界平和と世界秩序』となっているわけではありません。
ですから、第二次世界大戦の戦勝国である列強5カ国が、国連における最高機関の安全保障理事会の常任理事国になっていて、その5カ国が拒否権を発動すると、何事も決まらない、ということが発生するわけです。
ロシアのウクライナ侵攻が現在世界的な一大事となっていますが、両国のこれまでの歴史背景、またロシア自身が言っている自国の安全保障など、そんな簡単な話ではないわけです。
同じ様な話しは、かつてのイラク戦争にもありましたが、アメリカとイギリスが中心となり、イラクの大量破壊兵器保持問題で、イラクに侵攻しました。
結局、そのどちらも、それ以外でもですが、この常任理事国が当事者になると、国連は全く機能しないわけです。
逆に言えば、常任理事国のみに与えられてる権限でもあり、国連が第二次世界大戦後の古い体制を「正」とするのであれば、正しく国連は機能している、ということになりますね。
自国を守るのは自国でしかない。
どんな条約も連合も、国連でさえも、それぞれの国を守ることはできないわけです。
『世界は言うほど平和ではない』
わけですから、自らの国土と国民、文化・歴史を守るために、国がどうあるべきか、そして世界はどうあるべきか、一人一人が考える必要があるのだと思います。