『彼を知り己を知れば、百戦して殆うからず(あやうからず)』
中国の古典兵法『孫子』の中でも、おそらく最も有名な文。
敵のことを知って、自分のことを知るならば、百回戦っても負けることはない、という意味で、
敵の実力と己の実力を確認することが、勝つためには必要なことです。
ビジネスにおいても、大なり小なり色んな戦いがありますが、外的な要素と内的な要素を
正確に把握しないと、大きな失敗をすることがありますね。
この文には、続きがあります。
『彼を知らず己を知れざれば、戦う毎に必ず殆し』
敵の諜報戦に負けるだけでなく、ここで大事なのは『己を知れざれば』の部分。
よく、自分たちの能力や役割、人数やリソースを無視して、勝手な想像や希望で、
短絡的にビジネスを楽観視する傾向ってありますね。
「どうして、自分たちの実力もわきまえず、成功すると思ってるんだろ?」って場面って、
そこかしこにあるように思います。
『自分を知らなければ、戦うごとに必ず負ける』
すでに、2,500年前に『孫子』が言っている基本中の基本なのです。