大失敗賞 | オレンジ応援日記

オレンジ応援日記

法政大学体育会バスケットボール女子部『HOSEI ORANGE WITCHES』応援ブログです。

「自ら行動せよ」
「失敗を恐れずにチャレンジせよ」

なんてことは、よく企業の「行動規範」に記されてたりします。

「何事も行動することが大事で、失敗が怖くてチャレンジできないのはよくない。失敗のノウハウから
学ぶのだ」
みたいなことですかね。

でも、実際にこれは『罠』だったりするんです。

会社の飲み会で上司の「無礼講」の合図に、ホントに無礼をはたらいたら左遷させられた、
なんてのと一緒ですね。

チャレンジして失敗したら怒られ、場合によっては減給や降格や左遷なんてのは、どの企業でも
日常茶飯事で、いわゆる「頭のいい人」は、この『罠』に騙されて、余計なチャレンジをすることなんて
ありません。
その方が出世もするし、昇給もしやすいのです。

そうすると、企業はチャレンジ精神もなくなり、組織力は著しく低下します。


『太陽パーツ株式会社』という会社があります。
板金加工や部品加工の下請会社です。

ここの会社ではユニークな『大失敗賞』なる賞があります。

数年前、ある社員のアイデアを採用したのですが、それが大失敗し、年間利益が吹っ飛ぶぐらいの
損失を出しました。
その失敗による停滞する職場雰囲気と、モチベーションの低下により導入したのが、この『大失敗賞』

失敗した社員を表彰しちゃったわけです。

ここの社長はこういいます。
「ここで提案した社員をしかると、社内のムードは一層暗くなるだろう。中小企業は新しいことに
挑戦しないと生き残れないのに、誰もチャレンジしなくなるのでは……」
「社員も失敗したくてするわけではない。失敗したからといって、代わりの人材がいるわけではない」
「会社は失敗を乗り越えるノウハウを得た、と考えればええんや」

どうですか?

この会社は創業30数年、業績は右肩上がりだそうです。
幹部社員は全員この『大失敗賞』を受賞してるとのことです。

本当の意味で、
「自ら行動せよ」
「失敗を恐れずにチャレンジせよ」
という『行動規範』を『罠』にするのでないのであれば…。

こういう社風と企業文化が必要なのだと思います。

下記URL参照
http://toyokeizai.net/articles/-/82967
http://www.taiyoparts.co.jp/