AKB48第5回選抜総選挙から見えるエンターテインメントと社会性 | オレンジ応援日記

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法政大学体育会バスケットボール女子部『HOSEI ORANGE WITCHES』応援ブログです。

昨日6月8日のことになりますが、アイドルグループAKB48の32ndシングルを歌う選抜メンバーを
ファン投票で決める『AKB48第5回選抜総選挙』がありました。

今年の結果は、大方の予想に反し(ある意味予想通り)、大島優子の連覇を阻んだHKT48のメンバー兼
劇場支配人である指原莉乃が初のセンター・女王に輝きました。

5月22日の速報発表の時点でダントツの1位でスタートし、そのままの快進撃で、2位に14,000票の差の
史上最高の150,000票獲得して1位となりました。

速報からのAKB48グループを取り巻くエンターテインメント業界は、まさに指原莉乃1人の動向や言動に
引っ張られ、本人が出演してないのに「指原莉乃」の名前が出ただけで、エンタメニュースで
取り上げられるようになりました。


このAKB48グループの選抜総選挙という仕組みは面白いもので、元々運営側がある意味ファンの声に
関係なく、選抜やセンターを決めていたことにヲタたちが反発し、もっと運営側が気付かないような、
いいメンバーがたくさんいる、ってことで、ファンが選ぶ選抜メンバーがいてもいいだろう、という
コンセプトの元で開催されました。

以来、5回目を迎える今回の総選挙ですが、最初の1~2回は言わば身内のみのイベントと言えば
イベントですが、回を重ねるごとにその影響度やインパクト、エンターテインメント業界全体を
大きく揺るがす日本の一大イベントになってきました。


上記のように、ファンが直接選べるシングルの選抜メンバーですし、その1位戴冠者は少なくとも
そのシングルのみならず、その後1年間はAKB48グループ全体のNO1メンバーとして扱われます。

まさにファンにとっても一大イベントであるし、メンバーにとってもその後の活動の場や活躍できるか
どうかが懸かる死活問題なわけです。


ファンが参加する総選挙であり、上記の理由から、ヲタ達のその選挙戦に関しては、まさに国政選挙
以上の票集めや票読み、ネットを駆使した情報交換や意見交換、ネガティブキャンペーンやアンチの
存在など、様々な戦いが繰り広げられています。

その模様を特集した番組やネット情報を見ると、本当に大きな社会現象であることがうかがえます。

実は、指原莉乃の速報順位1位の狙いも、その選挙対策室というネットの中での集まりが、
速報1位からの話題性奪取と、それに伴うライトファン層の獲得、先行逃げ切りを行ったという、
ヲタ達の選挙戦の勝利だとも言われています。



そんな第5回の総選挙ですが、指原莉乃の1位により、今までのアイドル像の変化とか新しい風が、とか
言われています。

私は、去年の第4回の総選挙の際にこんな記事を書きました。
http://blogs.yahoo.co.jp/obusuke_1213/63436528.html

そこでもこんな風に触れています。
『政治活動にしろ、企業活動にしろ、アイドルの人気投票にしろ、それ自体がエンターテインメント
業界と関係あるかないかにしろ、『人の心に入り込み、その感動が持続することが
エンターテインメント』なわけですから、いかに顧客の心に入り込んで持続させるかが大切なんです。』

アイドル像の変化やここまでの社会影響度、国政選挙を上回るヲタ達の選挙戦等。

このAKB48グループの総選挙に関わる様々な情報を見てみると、エンターテインメントと社会性の
関係について、深く考えさせられることが多くなっています。

私も、少なからずエンターテインメント業界の端くれにいる者ですから、ここから学んでいきたいと
考えていたりもしています。