今年の夏の高校野球千葉大会の観戦に行ってきました。
私の妹の長男が高校球児で、今年高校3年生、最後の夏の大会になります。
中学から野球を続けてきて、現役の高校球児が親戚にいるのもこれが私にとっても
最後になるかと思いますので、ちょうど日曜日ということもあり、母と観戦に行ってきました。
場所は、蘇我にある青葉の森球場。
私自身としても、久々の高校野球観戦。
甥っ子は、ベンチ入りメンバーではありますが、スタメンではなく3塁コーチャー。
前半は、こちらに得点のチャンスがありましたが、いいところでチャンスを潰し、
逆に相手にホームランと犠牲フライで2点のビハインド。
それでも、8回にタイムリーが出て1対2の接戦に。
接戦になったら、甥っ子の出番はないかと思いましたが、9回表2死1塁で代走に。
何とか、グラウンドに立つことが出来ましたが、ピッチャーの早い牽制でタッチアウト。
甥っ子が最後のアウトの選手となってしまいました。
負けた後、随分と涙にくれてました。
とにかく真面目で責任感が強い甥っ子でしたので、責任を感じていたようでしたが、
いや、それにしても高校球児の涙は美しいものです。
私はこのブログを通じ、スポーツの「勝負」に幾度となく触れていますが、結局スポーツの
いいところは「負け」があるから素敵なんだと思います。
そりゃ、やるからにはすべて勝ちたいですが、「敗戦の美学」と言いましょうか、
この「負けの悔しさ」があるから、スポーツってのは、いいんですよ。
高校3年間、最後の最後で悔しい想いをした甥っ子ですが、この最後の「悔しさ」「負け」を
心に刻み、より大きく成長してもらいたいものだと、伯父さんは心底思いました。
そうそ、この甥っ子が、以前書いた父の『最後の形見』の主人公です。
http://blogs.yahoo.co.jp/obusuke_1213/56132845.html
私、その時もこう書いたんですよね。
『今後、彼がどういう野球選手になるかはわかりませんが、正しくスポーツマンとして
また、しっかりとした「心」を持って成長しているようで、これも私の父の財産だと思いますし、
この『最後の形見』を大切にしていきたいと思います。』
彼は、父から受け継いだ財産を胸に、今日は真剣に戦ってくれました。
私は、涙に濡れる甥っ子を見ながら、父を思い出し、これまた涙しながら、彼の成長を
噛みしめました。