先日「要件固めが大事」だって記事を書きました。
http://blogs.yahoo.co.jp/obusuke_1213/63002111.html
こんな話があります。
新しいサービスを構築する上で、3つほど重要な要件があり、その要件を達成するためには、
現行のシステムでは実現は難しく、新たなテクノロジーを導入しなければ実現できない。
ただ、社内的には、その新たなテクノロジーを導入するには、まだ慎重派も多く、
社内合意を取るには、少しハードルが高い案件。
でも、その3つの重要な要件を満たさないと、顧客サービスが成り立たなく、新しいサービスの
根底も崩れてくる。
そんな、社内の慎重な勢力に説得に行くためのミーティング。
その新しいテクノロジーを導入するために、かなりの情報収集と資料作成、打ち合わせや
議論をしてきており、理論武装はしている状態。
さて、その場になって、やはり慎重派からは、新テクノロジーへの懐疑的な意見、それに対して
反論すべきところ、このサービス構築の若いプロジェクトリーダーが、あっさりと3つの重要な
要件を取り下げてしまう。
そもそも、その3つの重要な要件を実現するために、新テクノロジー導入を検討してきたのに、
要件撤回になれば、そのテクノロジー導入の必要はなく、結局、縮小した状態で、新サービスを
構築することに。
結局、顧客満足度の向上ではなく、社内のつまらない派閥抗争と政治的背景に屈服し、
何の議論も、健全な衝突もなく、シャンシャン。
なんだろね、これは。
結局、顧客満足度の向上と企業の利益向上のために、真剣に考えて要件を詰めてたんじゃないって
ことです。
「要件を固めることは重要」ですが、やはり『ぶれないビジネス思想』ってのが、ホントに大事ですね。