複雑かつ難しいネタ。
1945年(昭和20年)日本が歴史上初めて原子爆弾による攻撃を受けて以来、世界的な
核拡散、核軍縮、その他様々な問題を抱えています。
現在、かつての米ソ対立のような大量の核兵器を背負った超大国同士の全面戦争の脅威は、
現在のアメリカに対して戦争を仕掛けられる国が存在しないために、もはやあり得ないと
考えられてはいます。
しかし、2001年のアメリカ同時多発テロで示されたように、戦争の主流がテロやゲリラなどに
移ってきており、大国に対して力の劣るテロリストが、破滅覚悟の核テロを起こす可能性もあります。
また、北朝鮮やイラクなど、政治力・経済力に劣る国家が、自身の生存の可能性を賭けて核兵器を
開発し、突発的な核兵器の発射を引き起こすことが懸念されてます。
2009年に、アメリカ合衆国のバラック・オバマ大統領が、核軍縮・核不拡散の流れを主導し
「核兵器のない世界に向けて、具体的な措置を取る」と言明し、ノーベル平和賞を受賞したりも
しましたが、そのアメリカ含め、世界各国は『核なき世界』の理念には理解を示しつつも、
いまもって核を保有し続けています。
テレビで聞きかじったので、ニュース・ソースがわからないのですが、アメリカ合衆国の
クリントン国務長官だか誰かが「核保有国が存在している限り、アメリカの核がなくなることはない」と
言うような発言をしたと報道されてました。
そのアメリカ合衆国こそが、有史以来唯一核兵器を使用した国家なのです。
核戦争を起こさないために核を保有するのか。
核保有をしないことこそが核戦争を起こさない手段なのか。
ホントに難しい問題ですね。