足利事件。
19年前の幼女殺人事件で、当時の初動捜査の杜撰さとDNA鑑定の精度が問題となり、
冤罪事件として受刑者が釈放された事件です。
様々な報道の中で、警察の捜査手法、DNA鑑定、裁判のあり様などなどと色んな見方や
意見があろうかと思います。
私がこの事件にまつわる報道で、最近最も感銘受けたのが、現在の栃木県警本部長が
ご本人に謝罪したことです。
警察も裁判官も、当事者全員を「許さない」と言っていた菅家さんですが、この本部長の謝罪を
受けて、若干気持ちが軟化したようです。
当然のことながら、謝罪した本部長は現任の本部長であり、事件当時の関係者ではありません。
ただし、現在の責任者として、真摯に本当に心の底から謝罪しているのは、見ていてわかりました。
菅家さんも言っているように、当時の関係者が目の前で謝罪すること、と言うのはとても重要な
ことだとは思いますが、やはり「組織」として、現在の責任者が、どう責任を取るか、
と言うのもとても大切です。
自分が当事者ではないけれども、『責任者』である以上、まさに当事者として『責任』を
取るということが大事です。
自分が関連しないと責任取らない、逆に自分が関与してるのに責任取らないって「にわか責任者」が
多い中で、『責任をしっかり取る責任者』を久々に見ました。
特に警察官僚が「謝罪」をするなんて異例中の異例ですよね。
いいことだと思いました。