読みました
吉沢香純は、遠縁の死刑囚
三原響子より身柄引受人に指名される
響子は我が子を含め
2人の女児を殺害して
マスコミから「毒親」と
散々に報じられていました
言葉を交わしただけの存在…だけど
香純の記憶では、報道で報じられる響子は
まるで別人のように感じられた
響子の残した最後の言葉
「約束は守ったよ、褒めて」
2人を殺めた響子が
一体、誰とどんな約束をしたのか?
優しかった彼女が
なぜ子供を殺めたのか?
響子の事を知りたくなった香純は
彼女の育った町…そして
子供が殺められた町へと向かう
このお話は
「秋田」連続児童殺害事件
そして響子の育った境遇は
「死刑囚 永山則夫」を思い出します
どんな境遇であれ
人を殺めることは、あってはならないことです
しかし、加害者は1人だけでは無い様な
気がしてなりません
とても哀しいお話でした
もう1冊
犬を拾った僕
図書館で拾ったから
名前は「ブック」
ブックとの日々は楽しかったけれど
進学、就職で家を出てから4年会っていない
ある日
ブック様子がおかしいから
会いに来てと母より電話
実家に戻るため4年ぶりに乗るバイクを
彼女と修理している最中
「結婚してください」とプロポーズ
じゃあ、結婚の練習をしよう
ということで同棲が始まった
通帳を作り
家事の担当を決め
3ヶ月に1回の反省会
2人はそれぞれの短所を補うよう
上手く月日を重ねてゆく
この2人なら大丈夫
幸せは永く続くように思われたのだけれど…
人も動物も
出会いがあれば別れもあります
多くの人は、その悲しみと
折り合いをつけながら
前に進まなくてはなりません
この本の中の彼も
別れを経験した後
前に進もうとしたんだなぁ〜って
思わせるラストでした

