さてさて、やって参りましたサンクトペテルブルク。
サンクトペテルブルクは、バルト海に面したロシア第2の都市で、首都がおかれていたこともあります。モスクワからサンクトペテルブルクへ向かう夜行列車の中で聞いた話では、今では首都こそモスクワであるものの、プーチンさんをはじめサンクトペテルブルクを心の拠り所としているロシア国民は多いとのこと。なるほど、日本で言うところの京都みたいな感じなんですかね・・?
サンクトペテルブルクには、エルミタージュ美術館や冬宮殿などの観光名所が沢山あります。しかし、サカタが何よりも最初に見に行ったのは・・青銅の騎士像です!
青銅の騎士像自体は、まあ本当にピョートル大帝が馬に乗っているだけの銅像なのですが(爆)、この銅像には様々なストーリーがあります。何よりも有名なのは、グリーエルが作曲したバレエ音楽「青銅の騎士」でしょう。
バレエ音楽「青銅の騎士」の主人公エフゲニーは、サンクトペテルブルクの洪水で最愛の恋人パラーシャを失ってしまいます。そして、このパラーシャを奪った張本人こそ、サンクトペテルブルクを作ったピョートル大帝だと思い始める主人公は、青銅の騎士像に戦いを挑む・・
たしかこんなストーリーだったと思います。(間違ってたら、教えてくださいw)
このバレエ音楽「青銅の騎士」は、近年、日本の吹奏楽界でも注目されており、何を隠そうサカタが通っていた高校の後輩たちも、この曲を夏のコンクールで演奏していました。
というわけで、お待たせしました。こちらが青銅の騎士像です!
サカタはすかさずMP3プレーヤーを取り出して、像の前でバレエ音楽「青銅の騎士」を聴くという大変ベタなことをしてしまったのですが、やっぱりいいね、本物を目の前にしてその曲を聴くというのは。
ちなみに、青銅の騎士像の近くには髭男爵のような人たちがいました。
有料ですが、一緒に写真を撮ることが出来るみたいです。
さらにちなみに、サンクトペテルブルクの駅では、午前7:50ごろに「偉大な都市への讃歌」が流れていました。録音とはいえ、こちらも大変感動的です。というわけで成国吹部の騎士の代のみなさん、サンクトペテルブルクを訪れた際は、ぜひ足をお運びください(笑)
青銅の騎士像の後に行ったのは、宮殿広場。
ここはロシア革命のきっかけとなる「血の日曜日事件」が起きた場所として有名です。サカタは『坂の上の雲』を読んでいたので、事件についてはなんとなく知っていたのですが、改めて訪れて、ここで歴史が動いたんだな・・と実感ました。
また、そんな悲惨な事件が起きた場所が、今では市民や観光客の憩いの場となっているところを目の当たりにして、観光の力ってすごいんだなと思いました。
また、エルミタージュ美術館は学生証を見せることで無料で入ることが出来ました。
ただ、なんだろうな・・すごい美術館だってことは知っていたんだけど、いまひとつどの展示物がどのようにすごいのか、よく分からなかったな・・・
ここは予習をして、何を見るべきかよく考えてから行ったほうがいいのだなと思いました。