
今日の午後、ふらっと見てきました。
以前から、ポスターデザインに惹かれていたんです。
女優さんの横顔が何ともきれい。
タイトルデザインも、たんぽぽの綿毛にふっと息を吹きかけた瞬間のような、
やさしくも弱々しい感じがなんとも言えない。
で、映画がはじまってびっくりしたのは、
(何の前情報もなしで言ったので)
主人公の女の子は、心を持ってしまったラブドールだったこと。
心を持ったとはいってもたどたどしく、
彼女の無知がゆえに訪れる、ラストの悲劇が何とも切ないのですが、
その悲しみも、彼女には現実感が無いような。
これは寓話。
ただ、直接的ではなかったりユーモアがあるわけではないから、
この世界観は好き嫌いがあるかも。
わたしは大好きでしたが。
キャストも豪華で、個性派ぞろい。
それぞれに問題を抱えていながら、
みんなほんのひとにぎりだけ、
何かが吹っ切れたような良い表情でラストを迎えていたのが印象的でした。
心を持つから、胸を締め付けられるような辛い感情を抱いてしまうのだけれど、
それ以上に、小さなことにまで大いに感動できるということ。
うん、イイ映画だった。